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【叡王戦】藤井聡太八冠陥落 伊藤匠七段が同い年対決に勝利し「一つ結果を出せたのは良かった」

東スポWEB / 2024年6月20日 19時26分

伊藤匠

将棋の伊藤匠七段(21)が20日、山梨県甲府市の常磐ホテルで指された第9期叡王戦五番勝負第5局で藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=21)に勝利し、初タイトルを手にした。

伊藤七段にとって昨年の竜王戦、今年の棋王戦に続く3度目のタイトル戦となった第9期叡王戦。第1局は藤井叡王に勝ちを譲ったが第2局と第3局で連勝。第4局は八冠陥落の危機の中で意地を見せた藤井叡王が勝利を収め、この日の決戦を迎えた。

角換わりからスタートした最終局は藤井叡王がわずかに優勢で終盤戦へ。しかし、互角となった形勢の中で藤井叡王が先に持ち時間を使い切り一分将棋に。焦りを見せる藤井叡王を伊藤七段が押し切り、157手目で藤井叡王が投了。勝利を収め初タイトルを戴冠した。

新叡王となった伊藤七段は「タイトル戦ではずっと苦しい将棋が続いていたので、一つ結果を出せたのは良かったと思います」と冷静に喜びを語った。叡王戦全体を通しては「苦しい将棋が多かったと思うので、運がよかったと思います」と謙虚に振り返った。

敗れた藤井聡太叡王は初のタイトル防衛失敗。伸ばしていた連続タイトル制覇が22で途切れた。

伊藤七段は東京都世田谷区出身。宮田利男八段が経営する三軒茶屋将棋倶楽部で腕を磨き2020年にプロ入りした。藤井叡王とは同い年で、12年の第9回全国小学生将棋大会の準決勝で対戦し勝利を収めている。敗戦後の藤井叡王が大泣きしたことから「藤井を泣かせた男」として知られている。

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