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【ストロングスタイル】村上和成がレジェンド王座奪取「佐山さん、猪木さんから習ったこと」

東スポWEB / 2024年6月20日 23時2分

間下(左)を客席に投げ込む村上

〝平成のテロリスト〟こと村上和成(50)が、人生初のベルト取りに成功した。

20日の東京・後楽園ホールで初代タイガーマスク(66=佐山聡)率いる「ストロングスタイルプロレス」のレジェンド王座戦が行われ、王者・間下隼人に挑戦した。

村上は2021年8月から「左坐骨神経損傷」で長期欠場を余儀なくされたが、昨年10月にノアのリングで復帰。その後はストロングスタイルプロレスなどで暴れ回り、観客を沸かせてきた。

試合が始まるとケンカファイトで圧倒し「坊ちゃんカモン」と挑発するも、場外で客席に投げ飛ばされると激怒。怒り狂った村上は顔面をぶん殴り、パイプイスで脳天を打ち抜き額を割った。その後も大流血の間下を場外で引きずり回すと、顔面を踏み付けた。

10分過ぎ、間下のフロントハイキックで形勢逆転を許す場面もあったが、最後はアゴを蹴り上げ3カウントを奪った。

マイクを持った村上は「一言だけ。俺は佐山聡の一番弟子だ。よく覚えておけよ」と言い捨てリングを去った。するとリングに現れた元王者のスーパー・タイガーに「おい村上! 最後の一言は聞き捨てならん! ご託はいらねえんだよ。必ず取り返してやるよ」と宣戦布告された。

1995年に格闘家としてデビューして以来、初めて王座を獲得した。村上は「強いか弱いか。どれだけ責任を持ってリングに上がっているか。その結果がお客さんの心を撃ち、おまけのベルトをもらいました」と堂々と語った。腰に巻かれたベルトを見つめると「僕の中では初めて巻いたベルトです。重いなとは感じますが、ただただ20年あまり佐山さんと(アントニオ)猪木さんの言葉を信じ、それを貫いた結果です」と感慨深い表情を浮かべた。

今後について「これからも目の前に来るヤツをぶちのめします。それが佐山さん、猪木さんから習ったことです。俺にはそれしかないです。それが俺の生きざまです。それがなくなったらいつでもリングを降ります」と宣言し控室へ消えていった。

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