【パリ五輪】スポーツクライミング代表・安楽宙斗 金メダルへの〝援軍〟現る

スポーツクライミング日本代表の安楽宙斗

金メダルへ〝援軍〟だ。スポーツクライミングでパリ五輪男子代表の安楽宙斗（１７）が２０日、システムコンサルティングなどを手掛けるＪＳＯＬと所属スポンサー契約を締結。都内で行われた会見では「一番強いクライマーになるという目標をサポートしてもらって、一緒に頑張っていきたい」と決意を述べた。

昨季のＷ杯はボルダーとリードで年間王者の座を奪取。２種目同時制覇は史上初の快挙で、パリ五輪でも金メダルが期待される。同社の永井健志社長は「ブランドイメージと親和性が高い」と契約の経緯を説明。実際、安楽には強いシンパシーを感じているという。

同社の関係者は「会社の創立が安楽選手の生まれ年（２００６年）と一緒だし、安楽選手のクライミングを普及させたい思いと、会社の名前を世の中に発信したい思いが一致した。一緒に名前を世の中に伝えていけたら」と明かした。

パリ五輪の開幕までは早くも４０日を切った。１７歳の若武者は「自分の時間を工夫して切り詰めて、トレーニングしたりしている。毎日どうしようと考えている生活なので、正直余裕はないけど、五輪で今までで一番強い自分を出せることがとても楽しみ」ときっぱり。花の都で最高のパフォーマンスを発揮してみせる。