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【体操】宮田笙子が明かす〝2人の恩師〟への思い 鯖江は「体操の人生を変えてくれた場所」

東スポWEB / 2024年6月21日 14時19分

宮田笙子

体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子(順大)が〝2人の恩師〟への思いを明かした。

京都府出身の宮田は兄の影響で4歳の頃に体操人生をスタート。元日本体操協会の副会長で昨年10月に81歳で亡くなった小竹英雄さんの誘いを受け、中学3年の秋に鯖江市中央中(福井)へ転校した。鯖江高(福井)では2、3年時に全国高校総体(インターハイ)の個人総合で連覇を果たすなど、日本トップクラスの選手に成長。第2の故郷である鯖江について宮田は「自分の体操の人生を変えてくれた場所」と感謝の言葉を口にする。

鯖江高では現在も指導を仰ぐ田野辺満監督と小竹さんのもとで飛躍を遂げた。「2人とも体操がすごい好きな先生だけど、田野辺先生は厳しくというか、真面目にっていう感じ。小竹先生はそれで落ち込んでいる私に対してすごい前向きな言葉をかけてくれた」と回想。スタイルは真逆だったというが、2人の指導が宮田にはマッチした。

特に小竹さんは宮田を何度も勇気づけた。「すごい励ましてくれていて、自分の気分が落ちていた時でも、前向きな気持ちになれたし、少し時間できたら『なんか焼き肉に行こう』ってずっと言っていた。田野辺先生は『試合終わってからね』って言っていた。それが思い出。焼肉はいろんなところに何回も行った」と笑みを浮かべた上で「本当に2人の支え、他の先生方も支えてくださったけど、鯖江に行ったことが私の体操人生で変化となった。その恩をしっかり返せるように、自分もできるだけ長く体操を続けて、恩返しできたらいいな」と決意を新たにした。

21日には順大の体操競技部が拠点を置く千葉・印西市役所を表敬訪問し、女子代表の主将として「自分らしく明るく日本チームを引っ張っていけたら」ときっぱり。団体でのメダル獲得へ、大黒柱が平均年齢17・8歳の若きチームを盛り上げる。

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