【バレーボール】高橋藍不在も関係なし！日本がオランダにストレート快勝 西田有志が16得点

１６得点で勝利に貢献した西田有志

主力不在も関係なしだ。バレーボールのネーションズリーグ男子予選ラウンド第３週フィリピン大会（２１日、マニラ）、前回大会銅メダルの日本は、オランダに３―０でストレート勝ち。通算成績を７勝３敗とし、ファイナルラウンドへの進出も決まった。

負けられない戦いを制した。パリ五輪の組み合わせを見据える上で、世界ランキング５位以内をキープした日本だったが、高橋藍（サントリー）がメンバー外に。同ポジションの富田将馬（大阪ブルテオン）が登録されたものの、ファンからは「高橋藍は大丈夫かな？」「温存も大切な戦略」など多様な意見が上がっていた。

それでも、この日は西田有志（大阪ブルテオン）がチーム最多の１６得点をマーク。主将・石川祐希（ペルージャ）も１５得点を挙げるなど、各選手が高橋藍の不在を感じさせないパフォーマンスを披露した。

今大会は決勝進出を目標に掲げる中で、高橋健太郎（ジェイテクト）は「チームとして絶対に去年よりもいい色を。意志統一はできている」ときっぱり。悲願達成に向けて、１つずつ階段を駆け上がっていく。