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【巨人】戸郷翔征は負けても若手投手の〝お手本〟 チーム内で「高い次元で勝負している」の指摘

東スポWEB / 2024年6月22日 5時7分

リーグ再開初戦を白星で飾れなかった巨人・戸郷翔征

巨人が21日のヤクルト戦(東京ドーム)に2―4で敗戦。貯金を吐き出し、勝率5割へ逆戻りとなった。先発したエース・戸郷翔征投手(24)は6回6安打3失点で今季4敗目を喫した。

らしくない投球が目立った。初回の先頭・西川に初球を捉えられフェンス直撃の二塁打とされると、続く丸山の犠打で一死三塁と早々にピンチが到来。さらに長岡には適時打を浴び、あっさりと先制点を献上した。

4回には二死まで追い込んでから山田にソロを被弾。6回には自身の暴投などから一死一、三塁と再びピンチを招くと中村にスクイズを許し、この日3点目を失った。

序盤から出力が上がらず、直球の球速も140キロ台中盤と最速154キロ右腕にしては控えめだった。戸郷は「初回、あまりいいボールもなかったですし、あの本塁打も余分な本塁打でした。(状態が)すごい悪かったわけではないですけど、(スライダーなどの)質が今日は本当に悪かった」と顔をしかめてコメント。阿部監督も「あまりいいようには見えなかった。けどね、なんとか最少失点で頑張ってくれた」とし、コンディション面の不調を指摘した。

本来の投球とはかけ離れたものとはなったが、悪いなりにクオリティー・スタート(QS=6イニング以上、3自責点以内)の内容でまとめたのも事実。先発として最低限の役割を果たした粘投は、ヤングGへの「カンフル剤」となりそうな気配もある。

チーム関係者は「課題はあったとはいえ、6回3失点。ほかの同年代の投手だったら、及第点と言ったところ。それでも合格点が与えられないのは、戸郷がそれだけ高い次元で勝負しているということで、他の若手投手にしたらいい刺激になるのでは」と指摘。本調子でなくともゲームメークを果たした右腕を〝Gのピッチングバイブル〟とするよう促した。

今季の投手陣は若手を中心とした布陣。20代前半ながらもジャイアンツの看板を張る若きエースの一挙一動は、同年代の投手たちにとって何にも代えがたい教材となりそうだ。

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