【広島】12度目の完封負けも悲観「ゼロ」 新井監督〝竜アレルギー説〟を余裕で否定の根拠
東スポWEB / 2024年6月22日 6時10分
今季12度目の完封負けも悲観は「ゼロ」だ。セ首位の広島は敵地バンテリンドームで中日に0―1と敗れ、リーグ戦再開初戦を落とした。
先発マウンドに立った床田寛樹投手(29)が、相手の高橋宏斗投手(21)と白熱の投げ合いを展開。3回にカリステの先制6号ソロを被弾したものの、追加点は許さず7回1失点と好投しながら今季4敗目を喫した。今季ここまで好投を続ける左腕を打線が援護できずスコアボードに「0」を並べたまま終了。これで中日との今季対戦成績は2勝5敗1分けとなり、セ・リーグで唯一負け越している分の悪い相手となっている。
それでも新井貴浩監督(47)は「全然、そういう意識はない。まだまだ、たくさん対戦が残っている。全然、何とも思ってない」と述べ〝竜アレルギー説〟を余裕の表情で否定した。
交流戦を終え、この日敗れてもチームは2位・阪神に1・5ゲーム差をつけて首位。順位に関しても指揮官は「気にするのはオールスター後の8月から」と言い切っており、ひとまず自軍の戦力整備に専念する方針を明確にしている。
一方で、チームには〝日程のアヤ〟でも追い風が吹く。リーグ戦再開後のスケジュールは、この日からのセ最下位・中日3連戦(バンテリン)→25日から同5位・ヤクルト3連戦(マツダ)→28日から同4位・巨人3連戦(東京ドーム)。直近の3カードに限定すれば、奇遇にも20日現在で下位のチームから順に対戦していく日程が組まれている。
ちなみに交流戦では先発ローテーションの基本線を「床田→森下→九里→大瀬良」としていた。防御率2点台を誇る安定感抜群の〝先発4本柱〟をリーグ戦再開と同時に週末カード(床田、大瀬良)、平日カード(森下、九里)に分散。これにより大きな連敗が起きにくく、ブルペン陣も計画的に投入できるような戦略的な工夫も施した。
現状で貯金は「6」だが、そもそも今季はここまで連勝も連敗も最大「5」。浮き沈みの少ない戦いぶりは、今季の鯉にとって得意とするところだ。仮にリーグ戦再開直後の中日戦にカード負け越しとなるにしても、それ自体は5カードぶりになる。赤ヘル軍団が依然として目先の白星ではなく、粛々と自軍を整えることに専念できる有利な環境にあるのは間違いない。
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