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【阪神】大山悠輔はまだまだ、佐藤輝明は復調気配…伊勢孝夫氏が2人以上に〝心配〟な選手

東スポWEB / 2024年6月22日 6時11分

一軍に復帰した阪神・大山悠輔(左)と、佐藤輝明

阪神は21日のDeNA戦(甲子園)に1―0で勝利し、3連勝を飾った。2戦連続のサヨナラ勝ちで首位・広島とは1・5ゲーム差に接近。その中で成績不振による二軍再調整からこの日、一軍に復帰した大山悠輔内野手(29)が「4番・一塁」として先発出場し、4打数2安打と復調を印象づけた。だが、本紙評論家・伊勢孝夫氏は「状態的にはまだまだ」とやや辛め。一方で2か月もの間、本塁打が出ず低調モードの佐藤輝明内野手(25)には「復調の気配を感じる」と目を光らせた。

【新IDアナライザー・伊勢孝夫】点が取れないのは相変わらずやけどな。それでも交流戦を7連勝で締めくくり、勢いに乗って甲子園に乗り込んできたDeNAに勝ち切れたんだから、阪神はやっぱり強いよ。

まずは大山からやな。第1打席は154キロ直球を右前へ。第2打席は153キロ直球を中前へはじき返して2安打。二軍降格前に比べれば、左腰の開きは随分となくなっていたな。速い球を打ち返せたこと自体は良かったけど、第2打席のヒットなんかは本来なら左中間あたりに運んでほしかったな。間違いなく良化傾向にはあると思うけど、完調にはもう少し時間がかかりそうや。

逆に打ちそうな雰囲気を漂わせていたのは佐藤輝。この日は5回の中前打1本で終わったけど、状態的に最悪だった二軍降格前と比べれば、ボール球の見逃し方なんかは随分と良くなっているよ。ピッチャーのモーションに合わせてタイミングも取れるようになってきているし、そろそろ本格的に打ち始める頃やろな。まあ見とき。

心配なのは中野。この日も4タコに終わり、6月の月間打率は1割7分9厘。これはオープン戦の頃から気になっていたことなんやけど、ファーストストライクをあまりにも簡単に見逃しすぎてるよな。それもあってあっという間に2ストライクまで追い込まれて、凡退ってパターンばっかや。

2番打者として難しい役割を担っているのは重々理解してるけど、中野の状態が上がらない限り阪神打線はつながりを欠いたままになる。木浪が負傷離脱している今、二遊間の守備の要でもある彼をファームで再調整させる余裕はない。もう少し積極的に早いカウントから打ちにいくよう、ベンチも背中を押してやってほしいな。(本紙評論家)

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