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【スターダム】S・キッド去就問題に決着 決断の理由は「運命だったんじゃないですか」

東スポWEB / 2024年6月23日 6時9分

AZM(左)らに共闘を求めたスターライト・キッド(右から2人目)

決断に至った理由は――。女子プロレス「スターダム」の〝悩める黒虎〟スターライト・キッドの去就問題に、ついにケリがついた。

22日の代々木大会では星来芽依とのシングルで勝利後、何やら耳打ち。その行動が明らかになったのは、大江戸隊とクイーンズ・クエスト(QQ)による「最終敗者以外4人ユニット追放イリミネーションマッチ」後だ。

試合は上谷沙弥が最後に敗れ、AZM、妃南、レディ・C、天咲光由の4人がQQを追放に。その場に現れたキッドがAZMと天咲に共闘を持ちかけると、ここに合流したのが鈴季すずと星来だ。AZMと天咲は態度を保留にしたものの、5人の新ユニットが結成される可能性が生まれた。

取材に応じたキッドは「今日で決断を下しましたけど、だいぶ候補は絞っていました。AZMと(15日札幌での)『ALL TOGETHER』で戦った後、いろいろ感じたものがあったんですよ。でも、今日の試合(星来戦)があったので内に秘めておいて、今日の(QQの)結果を見て言っちゃいましたね。AZMと芽依ちゃんとのシングルを通じ、同世代でやりたいという気持ちが強くなりました」と経緯を説明した。

星来との試合ではお互いに認め合ったとを感じ、耳打ちしたのは「一緒にやろうよ」という言葉だったという。星来のセコンドに就いた鈴季には直接話すと何を言われるかわからなかったため、星来を通じて気持ちを伝えてもらった。「とっさにAZMと光由のもとに行ったけど、すずと芽依ちゃんが来てくれてうれしかった」

一方で4月にキッドが大江戸隊を追放された後、さかんにラブコールを送ってくれたのが「コズミック・エンジェルズ(CA)」率いる中野たむだった。キッドは「中野たむがいなかったら、これができなかった。何なら中野たむが私にしてくれたことを今日やった感じです」と感謝の気持ちを示しつつ、「結果的に裏切った形になるので、CAのみんながどう思っているのかわからない。でも、この期間でできた絆があるので、今までとはちょっと違った関係になるかな。なつぽいだったらライバルストーリー、たむちゃんとももっとやり合いたい」と新たな展開に期待する。

決断を下すまで1か月半以上の期間を要した。キッドは「引っ張りましたね。でも、それだけ重要な決断だったし。この結果になったのは、お客さんにとってもQQにとってもバッドエンドですが、運命だったんじゃないですか」と激動の代々木決戦を振り返る。

もちろん、ここからが新たなスタートだ。「AZMと光由は絶対に必要だと思う。今後組ませてくれると思うので、そこで2人の気持ちを変えられれば。すずは欠場中だけど、5人でユニットをやりたい。このメンバーでスターダムを塗り替えたいんです」。黒虎が業界盟主の景色を変える。

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