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「世界で最も醜い犬コンテスト」開催 飼い主は「不完全な犬ほど完璧な犬たちを代表している」

東スポWEB / 2024年6月23日 10時49分

「世界で最も醜い犬コンテスト」優勝のワイルド・サン(コンテスト主催者のホームページから)

米カリフォルニア州ペタルーマで先日、毎年恒例の「世界一醜い犬コンテスト(ワールド・アグリエスト・ドッグ・コンテスト)」が開催され、ペキニーズのワイルド・サン(8)が優勝、パグのローマ(14)が準優勝した。

34回目となるコンテストでは、8頭の犬が争った。ほとんどは保護施設から引き取られた犬たちだ。主催者のウェブサイトには「血統がペットを定義するものではない。すべての犬を特別でユニークなものにしている欠点をたたえる」との趣旨が記されている。

オレゴン州ノースベンドから出場したワイルド・サンは今回が5回目の出場。過去3回、準優勝してきたが、今回が初優勝となった。

ワイルド・サンのユニークな外見は、生後10週の時にジステンパーに感染したことから生まれたという。病気のせいで歯が生えなくなり、舌が垂れ下がった状態になり、片方の足に筋肉障害が生じた。プロフィルで「彼は生き延びましたが、永久的な損傷は残りました。歯が生えてこなかったため、舌は出たままで、右前足は24時間パドルをこぎ続けています」と説明している。

初出場のローマが準優勝。飼い主は「このコンテストが、不完全な犬、不完全なほど完璧な犬たちを代表しているのが気に入っています」と喜んだ。

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