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【マリーゴールド】MIRAI「あそこまでやったのに…」 青野未来とのUN王座T1回戦またもドロー

東スポWEB / 2024年6月23日 22時32分

場外で青野未来(右)の足を攻めるMIRAI

女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座の初代王者決定トーナメント1回戦はMIRAI(24)と青野未来(33)が再び時間切れドローとなり、3度目の対戦が決定した。

16日名古屋大会の同1回戦で15分時間切れになった2人は、その直後に行われた5分間の延長戦も時間切れドロー。23日の東京・新木場1stRING大会で再戦が組まれた。

ベルトへの思いをたぎらせる2人は一進一退の攻防を展開。青野が左脚を攻めると、MIRAIも得意のパワーファイトでなぎ倒した。

残り時間2分を切ったところでMIRAIが左脚を決めにかかるが、仕留めることができない。最後はMIRAIがトドメのラリアートを決めたが、3カウントが入る前に試合終了のゴングが鳴った。

するとその場で5分の延長戦が決定。試合開始のゴングが鳴るのを待たずにMIRAIが、勢いよく青野に馬乗りになると、エルボーを連打し意地を炸裂した。青野も負けじと馬乗り状態でエルボーを叩き込むと、場外でラリアートを打ち合った。

残り時間が1分を切っても、2人の勢いは止まらない。青野がラリアートで吹き飛ばすと、MIRAIもスライディングラリアートで反撃。最後は青野がジャーマンスープレックスを狙ったが、時間切れドローとなり決着はつかなかった。

熱戦のあまりノドを潰した青野は「引き分けじゃダメなんだよ! 私は一番にならなきゃダメなんだ。だからマリーゴールドに来た。次は必ずMIRAIに勝って両国でベルトを巻く」と声をしゃがらせリングを後にした。

一方のMIRAIは「何で勝てない? あそこまでやったのに…」と涙を流しつつ「今日、決着をつけないといけなかった。どうしてもあのベルトが欲しいんだよ。だから絶対に絶対に青野未来を倒して、両国へ進みます。みなさん、魂込めて応援お願いします」と頭を下げた。

試合後、ロッシー小川代表が29日の仙台PIT大会で再々戦を行うことを決定。既に1回戦を突破したボジラが決勝戦(7月13日、東京・両国国技館)で待っているが、勝ち上がるのはどちらなのか。

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