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【巨人】〝ドタキャン〟菅野智之に身内から厳しい声「天気で調子が変わるのはどうなのか?」

東スポWEB / 2024年6月24日 5時7分

練習を終えて引き上げる菅野智之(左)

失った信頼を取り戻せるのか――。巨人は23日のヤクルト戦(東京ドーム)を4―3で逃げ切り、勝率を再び5割に戻した。ただ、試合前からドタバタ劇に見舞われた。先発する予定だった菅野智之投手(34)が腰痛のため、急きょ登板を回避。代役で登板したドラフト5位新人・又木鉄平投手(25)をはじめ6投手による継投で勝利をもぎ取ったが、円熟の右腕には身内から厳しい声も飛んでいた。

3回までにヘルナンデスの4号2ランなどで4点を挙げると、菅野の代わりに先発した又木は4回途中2失点で降板。その後を赤星―船迫―高梨―ケラー、最後はバルドナードが締めて辛くも逃げ切った。

連敗を2で止めた阿部監督は「本当、リリーフは頑張ってくれました」とたたえると、菅野について「『来週はしっかりと投げられるようにします』というのを、本人が言ってきましたので。そこは信頼して来週頑張ってもらおうかなと思います」。30日の広島戦(東京ドーム)の投球を見守るとした。

杉内投手チーフコーチも「休み前だったので(救援陣を)つぎ込めた。(菅野は)軽いぎっくり(腰)だと思うんでね。今年もその中で投げている試合もあったんで。次回の登板はたぶん大丈夫」と次戦にゴーサインを出した。

とはいえ、今回は菅野の緊急事態にナインが奮起した格好だ。3番手で登板した船迫も「いつも以上に火がつきました」と話したが、今後も同じように〝ドタキャン〟が続けばチームに与えるダメージは計り知れない。

今季の菅野はここまで5勝1敗、防御率1・83と先発陣を支えてきた。その一方で「低気圧が来ると調子が悪くなる」とも公言。この日の天気も雨模様だったこともあり、腰痛に見舞われたという。右腕は5月にも体調不良による登録抹消を経験。前日にぎっくり腰になり、そのまま登板したこともあった。

もちろん、長年にわたってエースとして腕を振ってきた「名誉の負傷」でもあるだけに菅野をかばう声も多い。しかし、チームスタッフから「プロが天気によって調子が変わるというのはどうなのか? 実際、他のピッチャーに迷惑がかかっている。天気予報を常に頭に入れながら、登板日を考えなければいけなくなる」と厳しい声が飛んだことも事実だ。

今後は週5試合の日程が3週間続き、先発ローテには若干の余裕がある。次回登板で菅野は快投を見せ、首脳陣やスタッフらの信頼を回復できるのか。

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