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【西武】10戦未勝利の高橋光成 孤独な〝ロン毛部〟活動継続「僕にはなりたい像がある」

東スポWEB / 2024年6月24日 6時2分

ロン毛を貫く西武・高橋光成

西武・高橋光成投手(27)が勝てない。23日のオリックス戦(京セラ)に先発したが、5四死球とテンポが悪く今季最短の3回1安打2失点で降板。1―4で敗れたチームは6カード連続の負け越しとなり、再び借金26となった。

10度目の先発マウンドでも結果を残せなかった。2回と3回にいずれも四死球で走者をため、犠飛で失点。10戦未勝利で8敗目を喫した右腕は「チームを勢いに乗せること、チームの勢いに乗ることができず、申し訳ない気持ち。今日の試合に関しては良いテンポで投げることができず、高めに浮いたり、引っ掛けたりと自分の思うような投球ができませんでした」と反省しきりだった。

MLBスカウトからは「コンディション不良なのでは?」と体調を気遣う声も上がっていたが、投手陣最高給となる推定年俸2億6500万円(推定)のエースだ。渡辺監督代行が二軍降格を決断した一方、本人も変わらなければならない時がきている。成績が悪ければ叩かれる宿命にあるのが、高橋の代名詞となっている「ロン毛」だろう。昨年の西武ホールディングス株主総会で同僚の今井とともに長髪をやり玉に挙げられ「見苦しい。食事がマズくなる」「球団として注意することはできないのか」と株主から苦言を呈された。

それでも2人しかいない「ロン毛部」の活動を継続してきたが、今年5月初旬に変化が起きた。開幕投手を務めた副部長の今井がチームの不振脱出を願い「とにかく流れを変えたい。何か思い切ったことをしてチーム全体の流れが変われば」と断髪。これに高橋はショックを受けながらも「理由は聞いてませんが、何かあったんだろうなと思うのでそこは尊重します」とし「これで僕はロン毛を続けていく固い決意が生まれました。僕にはなりたい像があるので」と1人で活動を継続することを決めた。

チーム全体を考えて個人のこだわりを捨てた今井と、10戦未勝利でも個人を優先する高橋。どちらがファンや周囲の支持を得られるかは明白だろう。8連敗で二軍落ちとなったロン毛部部長の活動も曲がり角を迎えている。

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