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【スターダム】王者・岩谷麻優&立会人・永田裕志が見解 IWGP女子王座〝出張防衛戦〟への本音

東スポWEB / 2024年6月24日 6時3分

アイスリボンでのIWGP女子王座戦に臨んだ王者・岩谷麻優(左)、立会人・永田裕志、挑戦者・藤本つかさ

他団体マット開催は是か非か――。女子プロレス「アイスリボン」で行われた注目のIWGP女子王座戦(23日、後楽園ホール)は、アイスリボン・藤本つかさ(40)の右ヒジ負傷によるレフェリーストップでスターダムの同王者・岩谷麻優(31)がV6を果たした。

アクシデントによる唐突な幕切れとなったが、戦前から議論を呼んだ一戦でもあった。同王座戦がスターダムと新日本プロレス以外の団体で行われたのは今回が初で、試合が全6試合中第4試合に据えられたからだ。

選手間からもスターライト・キッドが「IWGP女子がメインじゃないのがちょっと悲しい」と問題提起したのをはじめ、同王座への挑戦経験がある選手からも「スターダムで他団体の選手とやるならいいけど、アイスでやるのはどうなのか」という意見が出ていた。

では、当事者はどう感じていたのか。試合後、取材に応じた岩谷は「自分は(5月18日横浜大会で)藤本つかさにボコボコにされたので、ベルトをかけて戦えるなら場所は関係ないと思っていました。逆にアイスリボンでやるって面白そうだなと。スリルとか自分を追い込むのが好きなので。アウェーはキツイけど乗り越えた先に、経験値とかいろいろなものがあるんだろうなと思った」と胸中を説明。敵地開催は大歓迎だったという。

さらに「スターダムでIWGPをやる時も赤(ワールド王座)と白(ワンダー王座)がセミ、メインになったりする。このIWGPは試合順に関係なくIWGP。スターダムのアイコンは岩谷麻優と一緒。何試合目でやろうが、ベルトの立ち位置とか関係なく、それすら超越したベルト」と胸を張る。

立会人を務めた〝ミスターIWGP〟こと新日本の永田裕志(56)も「よその団体でやるのは、業界にとっていい相乗効果があった。スターダムのベルトとは別の役割を、IWGPのベルトが果たしている。世界に出ていかないといけないけど、国内にも少しずつ広げていくのはいいんじゃないですか」と主張。実際にこの日の観衆は1088人満員(主催者発表)で、同団体にとってはコロナ明け後初の1000人超えだった。

さらに「いろいろな防衛戦をしていけば、将来的にはどの団体の象徴であるベルトより上にいく可能性はありますよ」と期待をかける。2022年創設の若きベルトは、まだまだ進化の途中だ。

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