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【都知事選】NHK党・立花孝志氏、河合悠祐氏のポスター騒動 他陣営から怒りの声「選挙で遊ぶな!」

東スポWEB / 2024年6月24日 6時5分

多くの都民だけではなく、他の候補者からの怒りも買っているNHK党・立花孝志氏(左)と河合悠祐氏

またポスターが問題となった。警視庁は政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に対して、東京都知事選(7月7日投開票)の選挙ポスターに風営法違反の疑いがあると警告した。〝ジョーカー議員〟こと河合悠祐氏がほぼ全裸のポスターで警告を受けたばかり。他陣営からはブーイングが飛んでいる。

今回の選挙で同党は関連団体を含めて24人の候補者を擁立。候補者本人のポスターを1枚1枚張るのではなく、同じデザインのポスターを1か所の掲示板に24枚張ることで掲示板ジャックをしていると話題だ。例えば格闘家のぱんちゃん璃奈は都知事選に出馬していないが、同党のポスターのデザインに使われており、一部の掲示板ではぱんちゃんばかりという状況になって炎上している。

この日、警告が明らかになったポスターは女性専用風俗店を紹介する内容だったという。同党は警告を受けて、ポスターを張り直しているという。立花氏はX(旧ツイッター)で「私に対する警告は潔く認めさせて頂きました!」と報告している。

ポスターを巡っては河合氏もアイドルの桜井MIUが胸や局部を隠しただけのほぼ全裸ポスターを張ったことで、警視庁から都の迷惑防止条例に違反すると警告を受けていたばかり。

これらポスター騒動に対して有権者も怒り心頭のようで、選管には苦情の電話が殺到しているという。もちろん怒っているのは都知事選を戦う他陣営も同じだ。

ある陣営の関係者は「ひどい。われわれは真面目に当選するためにやっているし、ほとんどの陣営がそうだろう。当選を目的とせず目立つために、選挙をバカにするためにやるのは法律で取り締まるべきだ」と、うんざりした表情で話した。

さらに「選挙結果には影響はない。が、選挙をバカにしていいという退廃的な空気を醸成することになりかねない。悪貨が良貨を駆逐するような、悪質化、先鋭化が起きて、社会が悪い方向に行くのではないかという不安がある」と、社会不安が加速する恐れがあると訴えた。

国政からは法改正の声が上がっている。自民党衆院議員で弁護士の三谷英弘氏はXで「お金もらって、風俗サイトに繋がるリンクを公営掲示板に掲示させる行為、それによって選挙の運営が阻害されているとすれば、偽計業務妨害とか、もしかしたら公選法違反(選挙妨害罪?)とかで立件できないものだろうか…。少なくとも次以降の国会で適正な選挙のあり方は議論しないとですね」と言及した。

政界関係者は「公選法上OKならOKというわけではなく、今回のように風営法上の問題があれば、警告があり得る。ジョーカー議員には迷惑防止条例で対応できた。公選法の改正がなくとも現行法で対処可能です」と指摘。また「選挙報道に影響が出ている。政策面よりポスター問題に注目が集まってしまっている」(同)と、影響は出ているとした。

ネガティブな話題になることも立花氏の想定内かもしれないが、他陣営は「選挙で遊ぶな!」と怒りのボルテージは収まらない。

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