【全日本】青柳優馬 黒潮TOKYOジャパンとのノーDQ戦制し握手「アイツと試合ができて良かった」
東スポWEB / 2024年6月24日 20時39分
全日本プロレス24日の後楽園大会で〝陰湿ファイター〟こと青柳優馬(28)が、黒潮TOKYOジャパン(31)との反則裁定なしの「ノーDQマッチ」に勝利した。
2人の遺恨が勃発したのは春の祭典「チャンピオン・カーニバル」公式戦4月20日の浜松大会だ。黒潮のジャケットを奪い取った青柳が場外に相手をしばりつけ、リングアウト勝ちをもぎ取った。その後も激しくやり合ってきたが、この日はついに完全決着を付けるべく、ノーDQ戦で向き合った。
試合は先に金たらい片手に入場する黒潮を、優馬が背後から竹刀で襲撃してスタート。ノーDQマッチにふさわしく、凶器が乱れ飛ぶ乱戦になり、中盤には優馬がキーボード、ギター、パイプイスでメッタ打ちされるなど苦戦を強いられる。さらにその後もテーブルの上に大の字にされ、ラダーを登った黒潮にスワントーンボムを狙われる大ピンチを迎えた。
しかし、これをすんでのところで回避。その後、2人同時にパイプイスを持ってイスチャンバラを展開するか…に思われたが優馬は「こんなもんいらねえよ!」と叫んで投げ捨て、呼応した黒潮と共にリング上の凶器をリング下に蹴落とす。そして激しい攻防の後、最後は優馬が雪崩式ブレーンバスターから一気にたたみかけて必殺のザ・フール(変型フィッシャーマンズバスター)で3カウントを奪った。
戦いを通じて通じるものがあったか、試合後に黒潮と握手を交わしハグして健闘をたたえ合った青柳は「ノーDQってバカかよ。痛えよ。イスとかラダーとか考えたヤツバカじゃないか?」とグチる。だが「プロレスラーは体と頭脳が武器なんだよ。ほかに武器なんかいらねえ!」と続け「アイツと試合ができて良かったと思います。次、やる時はこざかしいことなしで戦いたい!」と力説。
一方、敗れた黒潮も吹っ切れたような表情で「何だろう。全然ムカつかなかった。今日だけは言おうかな…。試合を受けてくれてありがとう。次は普通にやろうか。やるならね」と話していた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【全日本】3冠王者・安齊勇馬 団結しない諏訪魔らベテラン勢に〝窓際通告〟「置いていきますので」
東スポWEB / 2024年6月25日 6時10分
-
斉藤ジュン、斉藤レイ、土井成樹vs本田竜輝、綾部蓮、ライジング HAYATO「3対3イリミネーション」…ノータッチルール採用…全日本6・24後楽園
スポーツ報知 / 2024年6月23日 9時8分
-
【ノア】清宮海斗また受難 ゲイブ・キッド粉砕も…YOICHIから不意打ち「恥をかかせてやる」
東スポWEB / 2024年6月16日 19時48分
-
【全日本】鎖国派・青柳優馬 突然の宮原健斗ALL TOGETHER出場を糾弾「最初に呼ばれていない時点で…」
東スポWEB / 2024年6月3日 6時12分
-
【全日本】斉藤ブラザーズが3人体制で好DOOM発進「タイトルを全部狙っていく!」
東スポWEB / 2024年6月1日 20時14分
ランキング
-
1ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分
-
2粗暴な行為で騎乗停止となった池添謙一騎手がXで謝罪「皆さんの信頼を失う行動をとってしまい申し訳ありませんでした」
スポーツ報知 / 2024年6月28日 16時28分
-
3韓国フィギュア19歳の飲酒セクハラ騒動、相手男性は「ショックで練習困難」 食い違う主張に広がる混迷
THE ANSWER / 2024年6月28日 14時56分
-
4大谷翔平vs“530億円男”、絞られたMVP争い ベッツ離脱で米予測「有力候補に見える」
Full-Count / 2024年6月27日 20時11分
-
5広島・坂倉将吾は打てば打つほど遠のく正捕手の座 「負担少ない一塁で打撃を...」のジレンマ発生
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 11時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください