【尼崎ボート・ＳＧグラチャン】磯部誠が連覇へ気合「ディフェンディングチャンピオンらしいレースをしたい」

前検日も表情は明るかった磯部誠

今年のＳＧ第３弾「第３４回グランドチャンピオン」が２５日、ボートレース尼崎で開幕する。

昨年のＳＧ戦線での成績が選考基準となる大会とあって、ＳＧの中でもレベルの高さはピカイチ。梅雨に入り調整が難しいコンディションにはなるが、スピード、テクニックはもちろん整備力も超一流の５２人が織りなす白熱のバトルは必見だ。

前回覇者の磯部誠（３３＝愛知）がエンジン抽選でゲットした１１号機は、当地エース格と目されるエンジン。４節使用で２優出の実績がある。スタート特訓を終えた感触については「エース機らしい手応えはなかった。下がることはないが、出て行くことはなく、一緒くらい。前節使っていないし、そういうのを加味して良くなってくれればいいが…。エンジンは心配していないので、ペラでやっていく」と前検の段階で感触は期待したほどではなかったが、機素性を信頼。ペラ調整で上積みを図る。

昨年の徳山大会ではＳＧ初Ⅴを飾った。「優勝して成長することができたし、感謝の気持ちを込めてディフェンディングチャンピオンらしいレースをしたい。去年も今くらいまで調子が悪かったし、ここから上げていければ」と大会連覇＆巻き返しに気合満々だ。