メーガン妃のビジネス宣伝方法に王室専門家が疑問「逆に王室が注目を集めるようになる」

ヘンリー王子、メーガン妃夫妻（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃が王室の職務から退いて以来、個人的なビジネスに関する発表のタイミングが王室の重要な行事と重なることが多いと王室専門家が指摘した。英紙ミラーが２５日に報じた。

元ＢＢＣ王室担当記者のジェニー・ボンド氏は「彼らが王室行事と同じ日に発表をたくらんでいるとは、正直想像できませんが、彼らは（王室より）さらにもっと大きなことをしているつもりなのでしょうか？ 確かに、過去には彼らの発表のタイミングに関して奇妙な偶然がいくつかありました。しかし、彼らの発表は王室のニュースとはますます関係がなくなってしまい、逆に毎回王室が注目を集めるようになると思います」と語った。

最近ではメーガン妃の新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の新製品発表が英国の一大イベント「トゥルーピング・ザ・カラー」と重なり、がん治療後初めて公の場に姿を現したキャサリン皇太子妃から話題を奪うようなやり方が大きな批判を浴びた。

さらにメーガン妃の新ブランド立ち上げは、ウィリアム皇太子が母親のダイアナ妃を称える授賞式でスピーチする直前に発表されるなど〝意図的〟な行為として批判的に報じられた。そういった宣伝行為は「ますます（王室とは）無関係になりつつある」とボンド氏は指摘している。

メーガン妃サイドはいずれも意図的なものではないと主張しているが、もし同様の活動が続くようなら、王室や王室ファンの心はメーガン妃からますます離れていくかもしれない。