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岸田首相が表明した電気・ガス料金補助復活 野党側は「総裁選目当て」「思いつき」と酷評

東スポWEB / 2024年6月25日 19時20分

岸田文雄首相

岸田文雄首相は25日に公明党の山口那津男代表と会談。21日に表明した電気・ガス料金の補助を復活することに対して意見交換した。

物価水準の高止まりで家計負担が大きいとして岸田首相は、第1弾の経済対策として5月で終了した電気・ガスの負担軽減を8~10月に限って再開させる。ガソリン代の補助も年内いっぱい継続。補助財源は今年度の予備費を充てるという。

永田町関係者によると山口氏は会談後、報道陣の取材に対して「今年の夏は残暑が続くなかで熱中症を避けるエアコン使用が大切です。電気ガス代の軽減は、この夏の特殊な状況を乗り切るために必要な対策です」と述べたという。

立憲民主党は政府より先に電気・ガス料金などの経済対策を5月に打ち出している。

岡田克也幹事長は国会内で開いた会見のなかでこのタイミングでの対応に「政府が打ち出したのか、岸田総理が打ち出したのか、同じことであって同じことでないというふうに思う。2か月、間が空いているのは、奇妙に感じます。国会が終わり(9月の)総裁選が近づいてきたので『また復活します』というのは、総裁選目当てだと言われても仕方がないというふうに思います。また戻すのは何なのかなとも思います」と批判した。

追加の経済対策は国民民主党も政府に主張していた。玉木雄一郎代表は「謎ですね。なぜかというと昨日(24日)も暑かったですね。6月ですよね、多分、暑いのは7月も同じだと思う。なぜか(政府)対策は8、9、10の3か月。我々のエネルギー対策、熱中症対策は、クールビズと同じ6、7、8、9、10の5か月です。低所得者に熱中症対策を出すのも5月にしていますから、暑い期間カバーするなら5か月なんだけど、何で8、9、10なんだと。5月に支援をやめて6、7を空白にして8、9、10で始めるのはまったく意味がわからないですね。思いつきで始めたことがよくわかる支援策になっている」とコメントした。

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