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カズ〝日本復帰〟でJFLに莫大な経済効果  期待される海外ファンの観戦&消費行動

東スポWEB / 2024年6月26日 5時9分

日本復帰のカズ。背番号は「11」に決まった

〝カズフィーバー〟の再来となるか――。日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿は25日、J2横浜FCからカズこと元日本代表FW三浦知良(57)の期限付き移籍による加入を発表した。鈴鹿には経営体制が変わる前の2022年以来、約1年半ぶりの復帰。今も変わらぬ抜群の人気と注目度で、JFLに莫大な経済効果をもたらしそうだ。

カズは前体制の鈴鹿ポイントゲッターズでプレーした後、昨年2月からポルトガル2部オリベイレンセに期限付き移籍してプレー。今回、再び日本復帰を決断した。

東京・国立競技場で会見したカズは「辞める選択肢は僕の中にはない」と現役へのこだわりを強調。ポルトガルでの経験により、さらに自信が増したようで「向こうでは僕の名前や年齢など関係なく、監督もチームメートも忖度なしに接してくれた。常にハードワークを求めてきて強度の高い中でプレーできた。気持ち的にも若くいられたので、そのピチピチ感を出せたら」と力強く語った。

「僕は今、57歳で他の選手と比べるとかなり年上だけど、逆にベテランらしくないプレーをできたらいいなと。ベテランはどうしても周りをうまく使うようになりがちだが、自分で何とかしてゴールを奪いたい」とストライカーとして勝負する覚悟だ。背番号も代名詞の「11」に決まった。

今後は7月2日からチーム練習に合流し、同14日のヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)から出場が可能に。ゴールはもちろん、ピッチ外での期待も早くも高まっている。大手広告代理店関係者は「鈴鹿周辺はもちろん、試合で行く全国各地でも大きな経済効果が期待できる」と指摘する。

カズが前回鈴鹿に在籍した22年シーズンは、同10月のクリアソン新宿戦(国立)で当時のJFL最多入場者数となる1万6218人を記録するなどアウェーで訪問した12チームで観客動員新記録を樹立。その時期はまだ新型コロナ禍だっただけに、今季はさらなる入場者数の増加が各地で見込める。

さらに同関係者は「海外からの客も足を運ぶのではないか」と予測。訪日客が急増を続ける中、最年長記録を更新し続けるカズの挑戦は世界的に脚光を浴びており、海外のファンも多い。カズもポルトガルでプレーした際は「世界中の人から手紙や『サインを書いてほしい』と来る。アジア系から欧州も」と語るほどの人気ぶりだ。

そうした海外ファンがカズ目当てに試合を観戦し、さらにその地域でさまざまな消費を行えば、その経済効果は数十億円規模になってもおかしくない。カズフィーバーが今から楽しみだ。

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