櫻井翔は〝独立なし〟と言い切れるわけ カギ握る日テレ「ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ」

櫻井翔

嵐の櫻井翔（４２）も二宮和也、松本潤に続くのか――。

関係者の間でＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴからの独立説が浮上している。二宮は昨年１０月、松本は今年５月にそれぞれ独立しており、櫻井もそれに続くのでは…と一部で見られていた。

嵐自体は４月、ＳＴＡＲＴＯ社とのグループエージェント契約を締結する一方、櫻井は同月、個人の公式サイトを開設。二宮、松本に続きそうな雰囲気はたしかにあった。ただ、制作会社関係者は異を唱える。

ポイントとなるのは、櫻井が月曜キャスターを務める日本テレビ系報道番組「ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ」の存在だ。

「報道番組はバラエティー番組などと違い、テレビ局の看板であり、出演する責任は大きい。トラブルがあればテレビ局はもちろん、出演者も一定の責任を負うケースがある。その点でいうと、個人事務所のタレントはトラブルの際、どこまで責任を負えるか、問えるが不透明で、テレビ局側は起用に二の足を踏むケースがあります」

櫻井が「ｚｅｒｏ」の月曜キャスターを続けたままＳＴＡＲＴＯ社から独立した後にトラブルが起きれば、番組内での責任の所在があいまいになるという。

「ｚｅｒｏ」にとっても櫻井は欠かせない存在だ。

「日テレ内では櫻井さんに対し、帯（他の曜日）で出演してほしいという声が出ています。櫻井さんが出演する月曜は数字（視聴率）が跳ね上がる傾向があるからです」（前出関係者）

当の櫻井もキャスターのポジションに誇りを持っている。番組サイドとは相思相愛だ。

こうした背景もあり、櫻井が「ｚｅｒｏ」に出演している限り、独立の可能性はゼロに近いといっていいだろう。