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【巨人】〝二軍降格〟坂本勇人に阿部監督が「優しすぎる言葉」をかけた背景

東スポWEB / 2024年6月27日 5時10分

ついに二軍降格となった巨人・坂本

優しすぎる言葉の裏には…。巨人・阿部慎之助監督(45)が坂本勇人内野手(35)の出場選手登録を26日に抹消した。坂本の二軍落ちは今季初で、故障以外では入団1年目の2007年以来、17年ぶりとなった。

悩める背番号6についにメスを入れた。坂本は26日までに61試合に出場して打率2割3分4厘、4本塁打、18打点と低空飛行。直近の試合ではスタメンからも外れ、2試合連続で出場機会もなかった。抹消の理由が不振であることは明白だったが、阿部監督が説明したのは極めて前向きなものだった。

「もう1回自分の体だったり、心を見直す。技術もそうだし、そういう時間に充ててくれと言った」と強調し「別にネガティブなあれじゃない」と念押ししていた。

普段からサバサバとした口調の中にもウイットに富んだ〝毒〟も盛り込んでくるが、坂本に対しては一切なし。今回の発言に、チーム内からは「監督なりの最大限の配慮が見て取れますよ。坂本にとって登録抹消は相当な事象。二軍降格であることに変わりはないわけだけど、終始悲観的な言葉は使わなかったところに『お前をリスペクトしているぞ』と伝えたい狙いがあったのでは」と推測する声も出ていた。

とはいえ、長年チームを主力として支え、主将まで担ってきた坂本の責任感は人一倍強い。上位争いを繰り広げる中で一軍を離れることはチームにとって大きな痛手となることは百も承知だろう。指揮官の配慮に甘んじることなく、坂本が口にしたのは「リフレッシュとか言っている場合じゃないし。しっかりね、ちゃんと良くなるように」という危機感だった。

阿部監督が現役時代からよく知る後輩だけに、あえて優しい言葉をかけたのはいっそうの発奮を促す〝ムチ〟だったのかもしれない。

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