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【都知事選】石丸伸二氏の〝論破キャラ〟は本物? 市長仲間が明かす「常に演じている」

東スポWEB / 2024年6月27日 6時26分

支持を訴える石丸氏

ウワサの〝論破〟を体感した。小池百合子都知事と蓮舫氏の対決に注目が集まりがちな東京都知事選(7月7日投開票)で、支持を急拡大させているのが広島・安芸高田市の前市長を務めた石丸伸二氏(41)だ。居眠り議員に対して放った「恥を知れ! 恥を」が話題となり、ユーチューブを通じて知名度を高めた。さっそうと首都に乗り込んだ〝時代の寵児〟はどんな人物なのか。

安芸高田市長時代に、市議会との対立などをきっかけに注目を集めユーチューブでバズった石丸氏。京都大学経済学部を卒業後、三菱UFJ銀行に入行。米ニューヨーク赴任も経験した。

政界へのチャレンジは2020年。河合克行元衆議院議員による買収事件で前市長が辞職したのを受け、市長選に立候補し、当時37歳で市長に当選。居眠り議員に対して放った「恥を知れ! 恥を」はTBSの人気ドラマ「半沢直樹」をほうふつとさせた。一方で特定のメディアの記者を徹底的に論破するスタイルは賛否両論となった。

選挙活動が進んでいくなかで〝石丸氏らしさ〟を記者も体感。陣営が「オリエンタルラジオ」の中田敦彦へコラボオファーを出した情報をキャッチし、「応援演説はあるのか?」と質問すると、石丸氏は「つまんなくないですか。応援がなくて、こんなに集まっているのに、あと何が必要なんですか」と逆質問。「これまでのやり方を踏襲しようという発想が時代遅れなんです。アップデートできてないのは政治とメディアです!」と語った。

石丸氏の本領発揮といったところかもしれない。

こうした〝論破力〟もあり支持者は急増。選挙ボランティアは5000人を超えたともいう。支援者にはコーヒーチェーン「ドトール」の鳥羽博道会長がおり、陣営には選挙の神様と称される藤川晋之助氏がいる。ただネットで話題になったというだけではないのだ。

26日の街頭演説には岐阜・美濃加茂市の藤井浩人市長(39)が駆けつけた。同じく市長経験者として「本当に住民の皆さんの困りごと、不安感。それを分かってここに立っているのは、石丸さんしかいないんじゃないかと思っております。ぜひとも市長を経験した石丸さんを日本の首都のトップにしていただきたい」と訴えた。

ホリエモンこと堀江貴文氏はユーチューブで石丸氏と対談し「話を聞いてみるとまともな人だった」と評している。石丸氏は普段は論破するタイプではないというのか。

藤井氏に聞くと、「動画を見てると厳しく人に突っ込むじゃないですか。腹を割ってお話をすると、むしろ人の話を聞くタイプ。すごくおおらかで寛容性のある方だと思います」と明かす。しかし私生活について語らず「プライベートは未知数です(笑い)」と話す。

藤井氏は「政治家・石丸伸二を常に演じている」と評する。「逆に僕らって演じきれないんですよ。どうしても情けが入ってしまったりして、人間性が出たりするんですけど石丸さんは本当にやり切っている」

現職の小池氏の壁は高いが「選挙期間にファンを増やせる候補者だと思いました。今までの選挙だったら厳しいんだと思います。でも、変えないといけないと思っている人がどれだけ多いかで、ビッグサプライズはあるのかもしれない」と期待を寄せていた。

石丸氏の都知事選でのキャッチフレーズは「東京を動かそう」。どれだけ動くのか。

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