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宮川大助・花子 おしどり夫婦が闘病と老老介護の苦労明かす

東スポWEB / 2024年6月27日 19時4分

「なにわ介護男子」発売記念会見に出席した宮川花子(左)と宮川大助

夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助(74)と宮川花子(69)が27日、大阪市内で行われた新著「なにわ介護男子」(28日発売)発売記念会見に出席し、病状や介護の日々、これからの目標など語った。

花子が余命半年の宣告を受けたのは2018年。著書には多発性骨髄腫で闘病中の花子を、愛情を持って支える大助の日々をユーモラスに記している。

花子は「病名を聞いても分からない人が多い。まずは病気を知ってもらいたい。介護のしんどさをみなさんにお伝えしたい。介護は、なかなかできることじゃない」と話した。大助が「僕が病気を背負ってあげたかった」と涙ぐんだ際には、そっとハンカチを差し出す場面も。

10日前にも入院していたという花子は「大助くんに聞いたら『君な、薬も吐いてしまったし、物をしゃべらんようになってん』って、急いで病院に連れて来てくれたらしい。怖いですよ。目が覚めたら病室。2日後に正常にもどった」と明かした。

介護の日々について大助は「ずっと2人で買い物に行ったりしてたんですけど、(最近は)僕が1人で買い物に行ってます。早く2人で買い物に行きたいな。近所のスーパーに…」。

老老介護について花子は「介護する方、される方、お互いにしんどいんです。お互いにイライラしてくる。大助くんが『今やったところやのに待ってられへんのか!』と声を荒らげるんです。そんな時、介護施設に入った方がええんちゃうかなって思う時ある。でもね、30分くらいたったら大助くんが『ごめんな、さっき声荒らげて。僕もちょっとしんどかっただけやから、すまん』と。そしたら心の中で『ありがとう』って思うし、『なんで私、変なこと思ったんやろ。口に出さんで良かった』って思いました」と自身の体験を語った。

今後の目標を聞かれた花子は「第3弾(の書籍出版)も考えてます。今回は漫才とかいろんなものを出しました。古希になるので全国ツアーをやりたいなと思ってるんです。今ならいけそうな気がする」としながらも、「とりあえず(病気と)戦わなあかんし、乗り越えなあかん」と気丈に答えた。

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