「夏の日の１９９３」元ｃｌａｓｓの日浦孝則がワンオペライブツアースタート

日浦孝則

夏ソングの定番「夏の日の１９９３」（作詞・松本一起、作曲・佐藤健）のミリオンヒットで知られるツインボーカルデュオ「ｃｌａｓｓ」の元メンバーでシンガーソングライターの日浦孝則が２８日に「ライブツアー ２０２４～Ｃｈａｎｇｅ ｉｓ Ｃｏｍｉｎｇ！～」を三重・四日市エンタメ奏庫新笑宴からスタートした。

２９日に京都、３０日に徳島、以降は香川、広島、愛媛、高知、宮崎、長崎、熊本、福岡、山口、岡山、兵庫、福井、滋賀、石川、名古屋、岐阜、長野、栃木、茨城、北海道、青森、秋田、福島、東京、神奈川で行う。

昨年のアルバム「ｊａｚｚｙ」の続編として「ｊａｚｚｙ Ⅱ」が、リリースされたばかりだ。

立命館大学理工学部電気工学卒業の日浦は、音響と照明に関して独自のワンオペシステムを持つ。ＬＥＤの照明を音響システム同様にＭａｃを使って調整。照明のスタンドも既製品をＤＩＹで自分の使用スタイルに適合させる様に構築するなど、探究心旺盛だ。

「長野県飯田市のライブハウス・Ｓｐａｃｅ Ｔａｍａさんに初めて行った時、音響、照明機材も素晴らしくムービングライトもありました。当時１９歳の箱のオーナーの息子さんがＭａｃで照明を動かしていたのが衝撃的でした。以降Ｂ型の性格丸出しで猪突猛進でした」とワンオペのルーツを語った。

１９６０年、瀬戸内海の小島（広島県）で生まれ育つ。１９８７年に「スロウダンス」でソロ・メジャーデビューし、アルバム３枚をリリース。１９９３年にツインボーカルデュオ「ｃｌａｓｓ」としてデビュー。１９９６年の解散後、ソロ活動を再開。２００９年からはアルバムを毎年リリースしている。