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【RIZIN】鈴木千裕 パッキャオ戦ドクターストップに落胆「右手が使えないのでは…」

東スポWEB / 2024年6月28日 19時9分

右拳が痛々しい鈴木千裕(右)。左は安保瑠輝也、中央は榊原信行CEO

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)の緊急会見が28日に都内のRIZIN FF事務局で行われ、プロボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(45=フィリピン)戦の欠場を発表したRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)が無念さをにじませた。

鈴木は、右拳に包帯を巻き会見に出席。その冒頭で榊原信行CEOから右第2中手骨骨折、右第5中手骨骨折で全治4か月となり、ドクターストップのため欠場することが明かされた。もともと右拳には古傷を抱えており、23日の「KNOCK OUT」代々木大会での五味隆典との立ち技戦で骨折に至ったという。

代役には安保瑠輝也に白羽の矢が立ち、パッキャオの対角に立つことになった。神妙な面持ちの鈴木は「ケガでパッキャオ戦がなくなっちゃったんですけど…。楽しみにしてくれていたファンの方がいたので、すいません。代打を務めていただいて、安保選手ありがとうございます」と会見に同席した安保に感謝の弁。「右手が使えないのでは勝負にならないので、諦めました。診断が出たらできないので」と無念そうに話した。

王座を保持する鈴木には各方面から挑戦への名乗りが上がり、行列ができている状態。落ち込んでいる暇はないだけに、ケガを完治させて万全の状態で防衛戦に臨みたいところだ。

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