J1初昇格で快進撃の町田 ESPNが要因指摘〝町田サッカー〟に「悪びれず取り組んでいる」
東スポWEB / 2024年6月30日 6時12分
今季J1初昇格の町田が快進撃を続けている。J1初昇格チームの首位ターンは、史上初となる快挙。このままJ1制覇に突き進んでいくのか注目を集めている。
そんな中、米メディア「ESPN」までも、町田を取り上げた。チームを指揮する黒田剛監督の手腕を評価した上で、J1昇格にあたって行ったフロントの補強策も優秀だったとした。同メディアは、元日本代表DF昌子源、J1でプレー経験のあるMF柴戸海、MF仙頭啓矢、GK谷晃生らの名前を挙げた。また、ともにU―23日本代表のMF平河悠、FW藤尾翔太の貢献にも言及した。
さらに町田サッカーについては、こう言及した。「ポゼッションサッカーが美徳とされる時代にあって、ゼルビアのハイペースでダイレクトなスタイルにはどこか新鮮さがある。黒田監督の懐かしい4―4―2フォーメーションの全員が90分間全力でプレーし、過ぎ去った時代のウイングプレーで相手を攻略しようとしているのだ。彼らが悪いわけではないが、フィールド上で悪びれることなく仕事に取り組んでいる」
得意戦法を徹底していくことが結果を出している要因の一つというわけ。今後に向けては「シーズンはまだ半分弱残っており、たとえ彼らのバブルが崩壊したとしても、J1グデビューシーズンで喜ぶべきことはまだたくさんあるだろう。ただ、現時点で首位に立っていることは、驚くべきこととしか言いようがない。そしてゼルビアが年末までこの調子を維持できれば、それは奇跡だ」と指摘した。
似たような事例として、ドイツ1部復帰1年目の1997―98年シーズンにリーグ制覇を達成したカイザースラウテルンやイングランド・プレミアリーグの復帰2年目にミラクル優勝したレスターを挙げた。
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