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パドレス松井裕樹が11試合連続無失点 メジャー初対戦の吉田正尚を一ゴロに打ち取る

東スポWEB / 2024年6月30日 10時31分

11試合連続無失点の松井裕樹(ロイター=USA TODAY Sports)

【米国マサチューセッツ州ボストン29日(日本時間30日)発】パドレスの松井裕樹投手(28)が昨夜に続き、敵地でのレッドソックス戦で7回から2番手として登板し1回1安打無失点奪三振2と好投し、11試合連続無失点とした。防御率は3・50。一方、レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は「5番DH」で先発し、左飛、中飛、松井とのメジャー初対戦となった第3打席は一ゴロに倒れ3打数無安打で打率は2割3分8厘に下がった。試合はパドレスが11―1で勝ち、5連勝で貯金を5とした。

9点リードの7回裏、松井は先頭の吉田に対し初球は92マイルのストレートが外角低めに外れボールとなるが2球目、外角に逃げていく87マイルのスプリットで空振りを奪い、3球目は86マイルの外角スライダーで空振りを奪い、一気に追い込む。そして4球目、88マイルのスプリットが外角低めに外れボールとなり5球目、外角高めの85マイルのスライダーをファウルされカウント2―2に。そして6球目、92マイルの内角高めの見逃せばボール球のストレートを詰まらせ、イメージは「ポップフライ」だったが見事一ゴロに打ち取った。

松井はこの対戦で2球目と3球目に手応えを掴んだのか、「ボール球に手を出してくれたので、真っすぐに近い軌道で曲がったのかな。正尚さんは対戦していてボール球を振るイメージがなかったので、それはいいボールが投げられたということと思う」と説明した。

松井は続くウォンを93マイルのストレートで空振り三振、7番バルデスには低目に投げた88マイルのスプリットを上手く拾われ、一塁線を破る二塁打を打たれるが、8番スミスは続けて投げたスライダーで2つの空振りを奪うと3球目、86マイルの内角スプリットで見逃し三振を奪い、6月7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦から始まった連続無失点記録を11試合に伸ばした。松井は試合後、「空振りも取れたし、引き続き(失点)ゼロで(ベンチに)帰ってこれたので良かった」と振り返った。

これが39試合目の登板となった松井は、メジャーでは2球で2ストライクと追い込むと3球勝負を心がけているようで、「打者のレベルが上がると簡単にボール球で誘ったり、際どいところから外れてしまうと全然見向きもしてくれない。誘い球のクオリティを徐々に、ストライクゾーンギリギリから投げられるようにちょっとずつなってきていて、空振りが増えている。明らかなボール球はちょっとずつ減らしていけているのかなと思う」と話した。

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