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3時間45分の死闘を制したロバーツ監督「大谷翔平の本塁打は今夜? 昨日じゃなかった?」

東スポWEB / 2024年6月30日 13時58分

11回に三塁打を放ったヘイワード(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースが29日(日本時間30日)のジャイアンツ戦(オラクルパーク)を延長11回、14―7で劇勝した。

3回に大谷翔平の26号ソロで勝ち越すも9回までで6―6の同点。無死二塁でスタートする延長タイブレークの10回にロハスの適時打で勝ち越したが、その裏に再び追いつかれ、なおも一死満塁の絶体絶命のピンチを迎えた。ここでロバーツ監督が大胆な作戦に出る。中堅のテイラーを一、二塁間に移動させ、内野を5人、外野を左中間と右中間の2人にする執念のシフトを敷き、サヨナラ危機を切り抜けた。

11回には打線が大爆発。先頭の大谷が申告敬遠されると、スミス、フリーマン、テイラーなどミラクル5連打で一挙7点を挙げ、ジャイアンツをねじ伏せた。9人の投手を継ぎこみ、3時間45分の死闘を制したロバーツ監督は「これは予想外だった。あんなことはまず見られない」と驚き、「投手を使い果たしたが、勝つと気分がいい。翔平? 今夜ホームランを打った? 昨日じゃなかったか?」と現地メディアの前で笑顔だった。

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