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【ソフトバンク】6月17勝の裏で…山川穂高30試合不発の心中語る「申し訳ない」

東スポWEB / 2024年7月1日 6時9分

チームが勝ち星を量産する中で苦しむ山川穂高

パ首位を快走するソフトバンクは30日の日本ハム戦(エスコン)に10―3で快勝し、貯金を今季最多の「28」とした。打線が17安打と活発で、防御率1・43でリーグトップのモイネロが6回無失点の好投で5勝目。白星締めで6月を17勝5敗1分けで終えた。

チームが勝ち星を量産する一方で、不動の4番・山川穂高内野手(32)は苦しみ抜いた。月間打率1割8分2厘、0本塁打、4打点。ここまでパ2位の12本塁打、同トップの49打点ながら、代名詞の一発は5月22日の楽天戦を最後に30試合も遠ざかっている。「1か月間、丸々試行錯誤を繰り返したんですが、なかなか結果につながらなかった」と唇をかみ、偽らざる胸中を明かした。

「理論もいっぱいあるんですが、僕はどうしても感覚派。いい感覚っていうのが僕の場合は申し訳ないですが、続く時は続くけど、続かない時はこうなっちゃう時もある。もう少し波のない選手に、コンちゃん(近藤)みたいにずっと打てたらいいなって思うんですけど、やっぱり難しい。日本一のバッターみたいにはいかない」

山川が長い不振に陥る中、打線をけん引した最強の5番・近藤は月間打率4割1分3厘、7本塁打、23打点と大活躍。より対照的な結果だっただけに、心苦しさを抱えながら日々戦っている。

「僕の成績がだいぶ低い。僕が早くコンちゃんと、ギーさん(故障離脱中の柳田)がいたら、もちろんギーさんとも切磋琢磨して。コンちゃんが『すげえな』って今なってるんで、それに匹敵するくらい『山川も抑えるのが難しい』『2人そろったらとんでもねえな』って言われる状態に早く戻したい」

自軍だけでなくライバル球団からも「山川は一発という結果で変わる選手。その一発が次の試合の第1打席に出る可能性があるなら4番でいい。チームが勝っているなら、なおさら」との見方でほぼ一致している。

球界全体を見渡しても「不動の4番」を張れる選手は少ない。「結果」で判断される世界だけに、打てなければ厳しい批判にさらされる。月の変化を「僕は意識するタイプ」と前を向いた山川。長いトンネルの出口は果たして――。

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