【バレーボール】パリ五輪女子代表 ベテラン渡辺彩の落選が物議「得策とは思えない」

渡辺彩

日本バレーボール協会が１日、今夏のパリ五輪に臨む女子日本代表メンバー１２人を発表し、ベテランの渡辺彩（３３＝久光）の落選が物議を醸している。

古賀紗理那（ＮＥＣ）や石川真佑（ノバラ）ら主力が順当に選ばれ、山岸あかね（埼玉上尾）がリザーブに入った。

その一方で、ネーションズリーグを戦ったメンバーからは黒後愛（埼玉上尾）と渡辺が外れた。黒後はディフェンス重視のチーム方針で落選となったが、ネーションズリーグでは勝負どころで存在感を発揮してチームの精神的支柱でもある渡辺が外れた選考には疑問の声が続々と上がっている。

ファンからはＳＮＳ上で「外れたのは渡辺と黒後、黒後仕方ないとしても果たして渡辺外しが得策とは思えない。起死回生の際に必要なのは、経験と気力。渡辺にはそれがある」「今までの功労者の渡辺を外すのは理解ができない。山田や宮部がずば抜けて良かったとも思えないし」「黒後愛選手の落選は今回仕方ないかなとは思ったけど、渡辺選手の落選はビックリした！」などと渡辺に関しては〝サプライズ落選〟として波紋が広がっている。

また「ピンサー起用はエースは望まないまでも、相手セッターが動く状況を作れないと。で起用法で言うなら田中（ＪＴ）や渡辺（久光）をもっと試して欲しかった」と真鍋政義監督の起用法に注文を付ける声も。渡辺外しは吉と出るか凶と出るか…。