柏原芳恵 東日本大震災１年後からコンサートで福島支援「すぐにでも飛んで行きたかったし…」

柏原芳恵

歌手の柏原芳恵（５８）が１日、「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演し、歌で福島の復興支援を行っていると明かした。

１９７９年に日本テレビ系「スター誕生！」に出演し、グランドチャンピオン（最優秀賞）となり、翌年アイドル歌手としてデビュー。来年には歌手生活４５年を迎える。

２０１１年の東日本大震災の翌年から復興支援のコンサートを行っているという。黒柳徹子からそのことを聞かれた柏原は「（私は）何もできないんですが、『コンサートをやっていただけないですか』ってお話をいただいた際に『もちろん、私でよければ』」と快諾したという。

「震災の時に、すぐにでも飛んで行きたかったし、私に何ができるんだろうって、ずっと考えていて、やはり私は歌で応援することしかできないので、自分にできることをさせていただきたいと思った」と明かした。

そして「震災の翌年ですね。仮設住宅の方たちが、コンサートホールに行く時にジャージー（部屋着）ではなく、ちょっとお外に行く…。女性はリップをひいてみようとか、そういう気持ちで来ていただけたらいいなと。１回目の『（がんばろう福島！柏原芳恵の）ふりそそげ～愛コンサート』というコンサートができました」と説明した。

同コンサートで柏原が自身のヒット曲「ハロー・グッバイ」を歌唱する映像を見ながら「地元の子どもたちが一緒に歌っていただいたり。（客席に向かって）『頑張ろう』って言いながら。私がすごく元気をいただきました。今もそうですけど」と振り返った。