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【巨人】山崎伊織 粘投7回2失点でも…地方球場連勝ストップ「本塁打って防げるので…」

東スポWEB / 2024年7月2日 22時45分

一発に泣いた巨人・山崎伊織

〝地方球場の鬼〟敗れたり――。巨人が2日の中日戦(松本)に1―2で敗戦。今季ここまで先発登板した地方開催4試合で全勝と無類の強さを見せていた先発・山崎伊織投手(26)は、7回2失点の粘投も報われずに2敗目を喫した。

「いつもと変わらないようにしっかりと、いつも通りのことをして試合に入りたいと思います」。そう冷静さを欠かさずに試合に臨んだが、この日は序盤から苦しんだ。本塁こそ踏ませなかったものの、初回から4回まで毎回走者を出す投球でリズムをなかなかつかめず…。

そして1点リードの5回には先頭ロドリゲスに中前打、続く小笠原の犠打で一死二塁のピンチを招くと、福永に投じた内角へのシュートを完璧に捉えられ、痛恨の逆転2ランを被弾した。

それでも打線の援護を信じ、7回まで粘り強く投げ続けること116球。許した失点はこの一発による2点だけだったが、勝利には結びつかなかった。

中日打線には2ストライクまで追い込みながらも粘られ、序盤から球数を要した。試合後には「どういうアレ(作戦)で来たのか分からないですけど、ファウル、ファウルで最初から(粘られた感じ)だったので、球数もかさみましたし…」と戸惑いを隠せない様子。それでも「本塁打って防げるので。(福永に投じた)1ボールからのあの1球はもうちょっと冷静に投げられたんじゃないかなと思います」と悔しさをにじませた。

一方、杉内投手チーフコーチは「頑張ってましたけどねえ…。勝ちを付けさせたいけど、こればっかりは仕方ないですね」と擁護。「地方の鬼」に土こそつけられたが、好調はキープしているだけに、次回登板では勝ち星に結び付けたいところだ。

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