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【新日本】棚橋弘至がボルチンに敗れ23年連続のG1出場逃す まさかの終戦に「夏…終わりました」

東スポWEB / 2024年7月3日 19時46分

ボルチンにまさかの3カウントを奪われた棚橋(右)

新日本プロレス3日後楽園大会で「G1クライマックス」(20日、大阪で開幕)のBブロック出場者決定トーナメント準決勝が行われ、棚橋弘至(47)がボルチン・オレッグ(31)に敗れ、大会連続出場記録が「22」でストップした。

今年のG1は出場選手20選手中18選手がすでに決定し、残る2枠を争うトーナメントが行われている。昨年まで歴代最多の22大会連続出場中で3度の優勝を誇る棚橋だが、直近5年連続で負け越したこともあってか〝予選〟からの登場となった。

NEVER6人タッグ王座を保持するパートナーのボルチンに対し、棚橋はキャリアの差を見せつけるかのように左足への集中攻撃を加えていく。ボルチンの驚異的なパワーの前に反撃を許しながらも、ツイスト&シャウト、スリングブレイドと得意技を連発した。

しかしハイフライアタックをキャッチされると、ハリケーンドライバーで形勢逆転を許してしまう。なりふり構わずサムソンクラッチで丸め込んだ棚橋は、スリングブレイドを狙ったがこれをキャッチされて担がれるとカミカゼを連発されまさかの3カウントを奪われた。

〝史上最強のヤングライオン〟として初出場を狙うボルチンに敗れ、G1出場が断たれた棚橋はバックステージに倒れこんだ。「夏…終わりました。マジか。はあ…。すげえ逸材だと思うよ、ボルチンは。クソッ。G1、優勝する予定だったんだけど。はあ…そうか。そうだな」と天を見上げたが、最後は「明日から、来年のG1の準備をしようか。俺が最速でスタート切るから」と巻き返しを誓って控室へと消えていった。

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