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小池百合子都知事の秘書・荒木千陽氏 学歴詐称騒動に「アラビア語で話していた」と証言

東スポWEB / 2024年7月3日 22時49分

荒木千陽氏(右)と小池都知事

都議補選中野選挙区(7日投開票=定数1)のネット討論会が3日、公益社団法人東京青年会議所中野区委員会の主催で行われ、立候補した自民党の出井良輔氏(51)、共産党の長沢和彦氏(62)、都民ファーストの会特別顧問の荒木千陽氏(42)、無所属でコピーライターのマエキタミヤコ氏(60)が参加。小池百合子都知事の秘書でもある荒木氏が質問攻めに遭った。

荒木氏は都議時代に都民ファの代表も務め、小池氏の秘書を長く務めていることから「最側近」「妹分」ともいわれる。告示2日前に立候補を表明したマエキタ氏は「政治家がウソをついたら国が滅びる」を訴え、小池氏の学歴詐称疑惑を刑事告発した元都民ファ事務総長の小島敏郎氏が後援会長に就任。いわば小池氏の妹分VS元側近の構図で、骨肉バトルの選挙戦となっている。

マエキタ氏は「小池百合子さんの経歴詐称が問題になっている。ウソをついているのではないか。側近として、小池さんに本当のことを言った方がいいと言ったことがあるか?」と質問。これに荒木氏は「カイロ大学については、大学自体も認めて、国立ですからエジプトの国、大使館まで大学を卒業したと認めていて、卒業証書は何度もメディアに見せているのになかなか信じてもらえず残念」と回答。

そのうえで、衆院議員時代にカタールに外遊した際に同行したエピソードを披露し、「大臣とアラビア語で通訳なしでしっかり話をされていた。しゃべれないとか卒業していないというのは捏造で名誉を毀損すること。学歴詐称と言うのならしっかりと証明していただきたい」と訴えた。

マエキタ氏だけでなく、出井氏と長沢氏も荒木氏に「都知事を守る立場がわざわざ議会に戻るのがチェック機能を果たせるのか?」「政治資金パーティーをやるのか?」などと詰め寄った。荒木氏は「私は物言う秘書で、小池知事にもかみつき、悪いことは悪い、良いことは良いと言ってきた」と反論するなど、白熱した討論会となった。

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