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【日本ハム】新庄監督 〝期間限定ユニ効果〟に期待「変わってくれるんじゃないか」

東スポWEB / 2024年7月4日 5時14分

「期間限定ユニホーム」を着用しファンとハイタッチする日本ハム・新庄監督

2度あることは3度あるか。日本ハムの「期間限定ユニホーム」がチーム再浮上のカギを握ることになりそうだ。球団創設50周年を記念した今回の新限定ユニは、クリーム色を基調とした縦じま入りのデザイン。2日から17日まで本拠地計9試合「ファイターズ50周年シリーズ」で選手、首脳陣らが着用する。

歴史を感じさせる色合いも相まってか、新限定ユニはチーム内外で好評のようだ。シルエットにこだわりを見せる新庄剛志監督(52)も「縦じまは(現役時代の阪神で)慣れているし。細く見えるからね」とニンマリ。「何か雰囲気も変わる。選手たちもユニホームが変わることでプレーも変わってくれるんじゃないかな」とも語る。

この新限定ユニへ期待感を抱いているのは指揮官だけではない。チーム関係者も同様だ。というのも、日本ハムは昨年から「限定ユニ」を着用するたびに生まれ変わったかのように快進撃を見せる傾向があるからだ。

昨季はパ最下位争いの中、新庄監督自らがデザインに携わった「襟付きド派手ユニ」を選手らが着用すると、それまで低迷していたチームが急変。計8試合で着用した試合を5勝3敗で勝ち越した。今季も4月に「エスコンフィールド1周年シリーズ」で本拠地をイメージした〝ブラックユニホーム〟で試合に臨むと計8試合を5勝2敗1分け。前出のド派手ユニを上回る好成績で貯金を積み上げた。そんな経緯もあるだけに、球団内では「50周年ユニでも躍進を」と期待を寄せている。

日本ハムでは初代オーナー・大社義規氏の背番号「100」が球団唯一の永久欠番となっている。それにならって全選手の背番号が「100」で統一されている今回の期間限定ユニ。同ユニを着用した初戦のロッテ戦(2日、エスコン)は快勝したものの、3日の同戦はレイエスに逆転満塁弾が飛び出したものの6―9で競り負けた。これで〝着用試合〟は通算1勝1敗となり、貯金も再び「0」に戻った。

まだどちらに転ぶか予断を許さない新限定ユニ。期待通りに「勝利のアイテム」となるのか。

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