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那須川天心困った 「顔で売っている」のに左目周囲が変色「自分のパンチが…」

東スポWEB / 2024年7月4日 17時10分

練習を公開した那須川天心(右)

神童が売りにする「顔」が傷ついた。ボクシングの3大世界戦が行われる20日の両国国技館大会でWBA世界バンタム級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)と、キックボクシングから転向後4戦目を行うWBA同級7位の那須川天心(25=帝拳)が4日、都内の所属ジムで練習を公開。珍しく左目の周囲を青く変色させた姿で現れたが、「場を支配」して勝利することをテーマに掲げた。

IBF同級3位の強豪クリスチャン・ヒメネス(メキシコ)らとのスパーリングなど充実した調整を続けている天心。練習前の取材で左目のことを問われると、「めちゃくちゃ重い自分のパンチが…。ガードしていたんですけど。顔で売っているので困りますね」と笑みを浮かべて説明した。

練習でダメージが残ることはキック時代でもなかったとのことだが、激しいスパーリングを行っている表れでもあり「(パンチを)もらうイコール良くない。良くないことを実戦で知れているのは一番の経験」とプラスに受け止めている。この日のヒメネスとの2回のスパーリングでは、俊敏なステップで相手の攻撃をかわしながら多彩で力強いパンチを打ちこむ場面を何度も作った。

前戦では初のKO勝利を収めたが、相手の棄権によるもの。帝拳ジムの浜田剛史代表は「もともと避けて打つセンスは抜群。今回は打ち込むということで、ずいぶん体重が乗ってきた印象。(ファンは)ノックアウトを期待していると思う。みんなが望むことをやってくれると思う」と相手を倒してのKOを期待している。

それを実現するために、天心が掲げるテーマは「場を支配する」こと。「倒しに行くと倒せなくなる。すべてタイミング。自分の世界で相手をのみ込む」という。呼吸や武道などボクシング以外のものを取り入れていると語り「目には見えないけど流れがある。流れを度外視すると当たらない。相手が意識していない、見えていないところで打つのを意識している」と説明した。

相手のロドリゲスについては「結構振ってくるので1ラウンド目から気が抜けない。MMA(総合格闘技)寄り」と評し、「距離とタイミングをブラさずに合わせていく」と戦いをイメージした。リング上に〝天心ワールド〟を繰り広げてファンを喜ばせる。

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