【バスケット】富永啓生への〝挑発ジェスチャー〟物議のムン・ジョンヒョンが日韓戦へ戦闘モード

富永啓生

バスケットボール男子日本代表はパリ五輪に向けて、５、７日に韓国と強化試合（有明アリーナ）２連戦を行う。日本にとっては調整の場だが、相手の韓国は〝日韓戦〟として戦闘モードが高まっている。

韓国メディア「ジャンプボール」は「１年前富永に〝シーッ〟！ 韓日戦を控えたムン・ジョンヒョンが宣言『今回も押されはしない』」と題して、主力の一人であるムンを特集した。

というのも、ムンは日本で注目度が急上昇している富永啓生と〝因縁〟があるからだ。

韓国は昨年７月に、ホームで日本代表と強化試合を開催。その際に「ムン・ジョンヒョンは〝日本のカリー〟富永啓生と神経戦を繰り広げ、シーッというジェスチャーをしてファンを熱狂させた」と同メディア。ムンは富永とマッチアップした際に「静かにしろ」という意味合いを込めた挑発的なジェスチャーを行って物議を醸した。その〝再戦〟で、再びムンが活躍すると韓国では盛り上がっているのだ。

ムンも日韓戦へ向けて早くも戦闘モード。ジェスチャーについて「勝ちたい気持ちに、私も知らず知らずのうち自然に出てきた」と振り返った上で「今回も〝ケンカ〟では絶対押されないようにするだろう。ただし、まず挑発はしないようにする。フィジカルの戦いと基本的なプレーから、チームとしての応酬になる」と闘志をみなぎらせた。

富永とムンの〝因縁対決〟は日韓戦のハイライトになりそうだ。