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【新日本】DOUKI 最強王者デスペラードからのIWGPジュニア取りで〝珍異名〟「泥水さん」返上狙う

東スポWEB / 2024年7月5日 5時0分

「泥水さん」返上を狙うDOUKI

新日本プロレスの5日東京武道館大会でIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードに挑戦するDOUKI(32)が、〝珍異名〟の払拭をひそかに狙っている。

6月の札幌大会で王者から直々の指名を受け、自身2度目のIWGPジュニア挑戦のチャンスを得た。デスペラードには「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」の準決勝で敗れたばかりだが、メキシコ時代から関わりが深く鈴木軍時代に共闘していたことで実力を高く評価されている。

「俺が歩んできた道があって、こういう機会がもらえるというか。(指名されて)ビックリはしたけど、目の前にチャンスがあるんだったらレスラーとしてそれにかけるしかないので」と突然舞い込んだチャンスに闘志を燃やした。

お互いにとって特別な相手との王座戦には違いないが、感傷に浸るヒマはもちろんない。DOUKIは「周りが見ているほど別に、思い入ればかりあるわけじゃなくて。もちろん同じチームにいて、メキシコで同じ時を過ごして…というのはあるけど、それよりも今は新日本ジュニアの顔、最強のチャンピオンをどう攻略するかしか考えてない」と言い切る。

2010年にメキシコに渡り、11月にデビュー。19年のBOSJで負傷欠場したデスペラードの代役として新日本初参戦を果たした。盟友のタイチから「コイツはコイツなりに10年メキシコで泥水すすって、一人でやってきた」と強烈なワードで紹介されたため、苦労人のイメージが根強い。

それもあって一部のネット上では何と「泥水さん」「泥水ドランカー」などのありがたくないニックネームが今でも定着している。知人に指摘され妙な異名に気づいたというDOUKIは「周りが言う分には全然いいし、そう言われるくらいのイメージがあると思うんだけど」と苦笑しつつも「もうそんな状態じゃないと思うんだよ。タイトルに挑戦するわけだから。(高橋)ヒロムに勝ったり、見ている人が少しずつそういう印象はなくなってきてるんじゃないかと思うので」と主張した。

新日本参戦から5年でジュニアのトップ選手の一人としての地位を確立したDOUKIにとって、過去の苦労話はもはや不要だ。「そういう環境にいたのは事実だけど、こんなに苦労してきたとか言うのはあんまり好きじゃなくて。みんな違う形で苦労はしてると思うし。最初はそれ(反骨心)をパワーにすることはあったけど、ネガティブなことを言ってきたつもりもない。ただ言葉というのは、結果を残してしかるべき場所で言葉にしないと残らないと思ってるので」と力を込めた挑戦者が、ベルトを奪取して〝汚名〟を返上する。

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