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【スターダム】上谷沙弥への誹謗中傷を受け 岡田社長が呼びかけ「犯人捜しをするような行為を希望しておりません」

東スポWEB / 2024年7月5日 5時1分

バックステージで取材対応する岡田太郎社長

女子プロレス「スターダム」の岡田太郎社長(37)が、今後のイベント方針について説明した。

6月30日の新宿大会後に行われたサイン会で、上谷沙弥(27)がファンから直接、誹謗中傷を受け途中離席。自身のXに「サイン会ありがとうございました。沢山応援の声をかけてくださり嬉しかったです。でも心無い言葉をかけてくる人もいました。正直悲しかったし怖かったです。もうサイン会には出るつもりありません。応援してくれる方には申し訳ないです」とつづり、大きな波紋を呼んでいた。

4日の後楽園大会後、囲み取材を行った岡田社長は「上谷選手は心身ともに復活して、いい試合を繰り広げているというところで、我々もひと安心しているところです。ですが、SNSで犯人捜しをするような行為を我々は希望しておりませんので、やめていただきたいなと思っております」とファンに呼びかけた。

また、今後の団体としての対応については「会場および、SNSそしてサイン会、イベントなどでしっかり選手を守る。そしてお客さんに楽しんでいただけるように努めて参ります。現在、会社の法務や運営メンバーと観戦ルールを策定しておりますので、今後みなさんにお伝えして参ります」と語った。

具体案として「イベントスタッフのマニュアル作成」を挙げつつ「今回のようにマニュアルの外にいる人間にもしっかり対応できるように、マニュアルおよびプロデューサーや社員の教育をしっかりしていくとともに、お客さまにも守るべきルールを今一度徹底します」と説明。「迷惑行為のためにサイン会や試合をなくすという判断はしたくないので、選手を守っていけるようにしていきます」と誓った。

最後は「まずは『後楽園、絶対1000人で終わらないこと』を目指して、しっかり盛り上げていきます。来週は他団体でのベルト戦もあるので、女子プロレス界を盛り上げるために尽力して参りますので、ファンのみなさまもぜひ協力していただいて、業界を盛り上げていけたらと思いますので、よろしくお願いします」と頭を下げた。

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