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【日本ハム】レジェンド・柏原純一氏が「絶対に外せない5選手」を指名「万波は4番か中軸」

東スポWEB / 2024年7月5日 5時2分

柏原氏は万波を「状態が悪くても4番か中軸」と提言

【柏原純一「烈眼」】日本ハムが4日に本拠地エスコンフィールドで行われたロッテ戦で1―3と惜敗した。3カード連続負け越しとなり、これまで今季はまだ1度しかなかった借金「1」に転落してしまった。

74試合目を終え、いよいよチームとして絶対に踏ん張らないといけない時が来た。そう考えて間違いないだろう。

試合を見ながら「では、どうするか」を考えていた時に改善点として浮かんだのは、やはり打順の固定化だ。守備面での兼ね合いもあるのだろうが、特に今カードでは連敗となった3、4日の試合で、リーグ2位の打率3割2分を誇る田宮裕涼捕手(24)を代打でしか起用できずに終わった点について、やはり残念に感じたのは正直なところ。もちろん捕手という特殊なポジションの特性、チーム内でしか伺い知れない事情が多々あることは百も承知だ。だがそろそろ、この田宮を常時、オーダーに加えて戦うべき時ではないかと感じている。

となると、仮に捕手で先発起用しない日は「指名打者」での起用が考えられる。そうなればレイエス、マルティネスら外国人選手を起用するポジションは、これまでの「指名打者」「一塁」の2枠から1枠となり、併用が事実上不可能となる。ただし、ここまでの成果を見る限り、そこに固執する必要はもうないと思う。

そこで、あらためて「では、どうするか」だ。9人のオーダーで現時点で「絶対に外せない」選手を考えた時、現在一軍の面々で私の中では、この田宮に加え、水谷瞬外野手(23)、郡司裕也捕手(26)、万波中世外野手(24)、五十幡亮汰外野手(25)の5人の名前が浮かんだ。中堅手で守りの部分を考慮した五十幡と、交流戦から好調の水谷を除けば、全員が規定打席入りしており、常時起用してもある程度、計算が立つ上に新庄監督も信頼を寄せているのではないかと考える。

どんな並びで使うかは指揮官にゆだねる。だが、あえてひとつ注文を付けさせてもらうとすれば万波は常時、今季はまだ一度もない4番で起用するか、もしくは中軸に固定してほしい。これは「どんなに状態が悪くても」という注釈付きだ。やはり、ここ2試合の「7番」では現在の状態や結果は別にして〝さびしさ〟を感じてしまうところは否めない。チームとしてここを乗り越えていかなければ、その先も見えて来ない踏ん張りどころだからこそ責任のあるポジションに座り、自らのバットでチームを勝利に導き「自分がチームの命運を背負うんだ」という覚悟を持ってもらいたい。

これは小笠原道大や中田翔ら近年のファイターズ歴代中心打者も通ってきた道でもある。他の4人と違うのは、彼に関しては、すでに昨年からレギュラーで常時出ており、24歳ながら今やチームの顔。新庄監督の1年目から主力としての期待をかけられており、ここから先はチームの勝敗を背負う打順で勝負しなければならない年次でもあるはずだ。

(野球評論家)

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