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【日本ハム】再浮上へ打開策は? 連覇経験の伏見寅威が語る「個の力」の重要性

東スポWEB / 2024年7月5日 6時14分

ターニングポイントを迎えた日本ハム・新庄監督

特効薬は「個の力」か。日本ハムは4日のロッテ戦(エスコン)で1―3と敗れ、2連敗。4月14日以来となる今季2度目の借金1となった。4位・オリックスが1・5ゲーム差に迫り、苦しい戦いを強いられている。

シーズン序盤こそ若手選手の台頭などで快進撃を見せたが、6月に入ると各選手に疲れが見え始めたこともあり急失速。中でも救援陣はここ数試合、明らかに精彩を欠いている。

この日の試合前、新庄剛志監督(52)も打撃陣の練習を見終えるとブルペンに直行。中継ぎ・山本の投球練習を視察し「彼は(身長1メートル67センチと小柄のため)直球が下から伸びてくるからね。その後に(スピードの遅い)カーブを投げると(打者の)目線が変わるから」と評した。救援陣の一角を担う右腕に自ら助言を送るなど、あの手この手で低迷するチームの立て直しを試みている。

だが、日本ハムは昨年まで2年連続最下位。大半の選手が長く厳しいシーズンを乗り切る術を知らない。そんな中、重い雰囲気のチームを再浮上させるためにはどんな打開策が効果的なのか。

チームの精神的支柱でオリックス時代にリーグ連覇を経験した伏見寅威捕手(34)は「何をやってもダメな時はある。ただ、悪い流れを一掃する方法を挙げるとするならエースの快投や主力打者の一発とかでしょう」と述べ、こう続ける。

「例えば僕がオリックスにいた時であればエースだった山本由伸(現ドジャース)の完封勝利とか、(吉田)正尚(現レッドソックス)の一発とか。やっぱりエースや主軸が活躍して試合に勝つとチームのムードって一気に変わる。それまで苦しい戦いをしていても急にベンチの雰囲気とかも良くなるので。みんな毎日必死にやっていますけどおのおのの選手がこういう壁を乗り越えていかないと。強いチームにはなれません」

現在チームは先発3本柱の2人(山崎、加藤)がローテ再編もあり、登録抹消中。攻撃陣も松本剛が次カードから復帰予定とはいえ、体調不良で二軍調整を続けるなど主力の離脱が相次いでいる。それでも閉そく感を振り払える選手はエース格の伊藤や主砲・万波らがいるだけに奮起を期待したいところだろう。

このまま後退するのか、それとも再浮上するのか。ターニングポイントを迎えた日本ハムの戦いは続く。

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