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【ソフトバンク】完敗の西武黄金ルーキーに衝撃 王会長「キャッチボールの延長のように投げる」

東スポWEB / 2024年7月5日 6時17分

王会長も衝撃を受けた西武・武内

パ首位のソフトバンクは4日の西武戦(みずほペイペイ)に0―4の零封負けを喫し、連勝が4で止まった。今季3度目の対戦となった獅子のドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手(22)の前に8回4安打、無四球無失点とまたも完敗だった。

初対戦となった敵地での5月3日の一戦も8回4安打無失点。続く本拠地での同19日のゲームでも8回4安打1失点と苦戦を強いられていた。これで3試合でわずか1得点、3戦連続で8イニング5安打未満に封じられ、対戦防御率0・38と圧倒される結果となった。

試合後、小久保監督は「だいぶバテても(そこからの粘りは)ルーキーとは思えない投手でしたね。(6回の相手三塁手)滝沢のエラーの後も普通でね。(8回の攻撃で)広瀬のただのライトフライかセカンドフライが(不運に)二塁打になった後も、普通はちょっと崩れるんですけど…。今年のルーキーでは断トツじゃないですかね」と評し、新人離れしたマウンドさばきをたたえた。

指揮官が「別にチームの対策は取っていない」と明かしたように、ペナントレースの両者の置かれた状況からチームとして具体的な対策を本腰を入れて講じる段階ではない。しかしながら、それを差し引いてもこの日の快投は「敵ながらあっぱれ」の一言だった。

昨秋のドラフト会議でホークスも競合覚悟で1位指名に踏み切った逸材。鷹の眼力に狂いのないパフォーマンスに、複雑そうな反応だったのは王会長だった。「ウチも1位で獲りにいったんだけどね」。ここまではご愛嬌だったが、すぐに表情を引き締めると「コントロールがいいよね」と抜群の制球力をたたえ、何度もうなった。さらに打者が苦労する力感のないフォームで真っすぐ、変化球を捕手のミット目がけて淡々と投げ込むスタイルに「キャッチボールの延長のように投げるのがね…」とも述べ、かつての甲子園優勝左腕らしく難敵たるゆえんを分析していた。

北九州市出身で大のホークスファンだった獅子の黄金ルーキー。試合後、チーム内からは「武内は打てない…」との声も漏れたほど。3試合連続快投を許した鷹陣営の反応が、衝撃度の大きさを物語っていた。

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