【新日本】内藤哲也〝地元〟東京武道館大会の継続に期待「年1でいいから、シリーズの途中に…」
東スポWEB / 2024年7月6日 5時6分
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(42)が、5日の東京武道館大会で地元凱旋を果たした。
東京・足立区出身の内藤は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の同門6人タッグ戦に出場。鷹木信悟、BUSHIと組んで辻陽太、高橋ヒロム、ティタン組と対戦した。
大きな注目を集めたヒロムとの師弟初対決は、互いに譲らず30分時間切れ引き分けに。試合後はヒロムから一騎打ちを要求され「次はシングルマッチ、しかもタイトルマッチ、しかもメインイベントで勝負しようぜ。師匠の意地を見せてやるぜ」と呼応した。
団体にとって22年ぶりの東京武道館大会は、内藤にとっても2006年5月のデビューから初の地元凱旋となり、特別な思いがあった。「一つの目標でしたからね、東京武道館で試合をしてみたいというのは。しかも俺が高校2年生の時、初めてトレーニングルームを使ったのもここですから。当時はサッカーに熱中していたけど、将来、新日本プロレスのレスラーになりたいというのは決めていて、そのためには体も鍛えておかないとなって思って」と〝原点の地〟への帰還に感慨深げな表情を浮かべた。
唯一の心残りはメインイベントに立てず代名詞の「デ・ハ・ポン」大合唱をできなかったことだ。この日のメインはIWGPジュニアヘビー級選手権(王者エル・デスペラード対DOUKI)が据えられた。内藤は試合順に対し「異論はないですよ。そうじゃないといけない。ケチをつけるつもりは全くないし、むしろ逆だったら文句を言いますよ。タイトルマッチってそんな扱いなの?ってね」と理解を示す一方で、「まあ、内藤哲也、BUSHIだけじゃあ埋まらないでしょという判断だったんでしょうね。そういう意味では悔しさがあるし、今後の課題になったんじゃないですか」と口にした。
もちろん希望は継続的な開催だ。「別に凱旋大会みたいなサブタイトルをつけないで、普通の大会をやってほしかっただけなので。年1でいいから、シリーズの途中に東京武道館が入っているような状況が理想。またこの場所に帰って来た時は、メインで勝って思い切り大合唱したいですね」と目を輝かせていた。
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