純烈〝最初で最後〟の７人プラン 脱退の小田井、友井、林田も１１月武道館に集結か

取材に応じた酒井一圭（左）と岩永洋昭

来春から３人体制となる男性４人組歌謡コーラスグループ「純烈」が、今年中にまさかの〝７人体制〟になるかもしれない。

リーダーの酒井一圭（４９）と岩永洋昭（４４）が５日、都内で「大竹まこと ゴールデンラジオ！」に生出演後、報道陣の取材に応じた。

岩永は２０２２年末にグループを卒業した小田井涼平と入れ替わる形で、昨年１月に加入したが、先月３０日、来年３月末での卒業を発表。純烈加入前の１６年に結婚と第１子となる女児誕生を発表しており、家族と過ごす時間がないことを卒業の理由に挙げた。

この日、岩永は母一人、子一人の母子家庭で育ち、５年前に母親が６５歳で亡くなったことを告白。「自分の残された人生を改めて考えるようになった。一人娘との二度と戻らない時間とどう向き合えばいいのか考えたのが最大の理由」と明かした。

ネット上ではメンバー間の不仲によるものという憶測も流れたが、酒井は「僕らも見ながら笑ってるけど、ほんま興味ないくせにコメントだけするな！という感じ」と完全否定した。

さらに、酒井は岩永をはじめ、元メンバーの小田井涼平、友井雄亮（１９年１月に引退）、林田達也（１６年１２月をもって卒業）の復帰の可能性についても言及。「１０年後、みんな金がなくなっていると思う」と推測し、岩永にも「１人で戻ってこないで」と４人同時復帰の条件を提示していることを告白した。

一見、現実味のないアイデアにも映るが、将来の４人復帰の伏線となるプランが検討されているという。それは１１月２５日に行われるグループ初の日本武道館公演だ。

「純烈は、以前から日本武道館のステージに立つことを目標に掲げてきた。リーダーの酒井は元メンバーの小田井、友井、林田にも感謝し、夢の舞台に一緒に立つことを願っている。ゲスト出演という形にはなるでしょうが、一生に一度の〝７人体制の純烈〟が見られるかもしれない」（音楽関係者）

グループにとっては最大規模の会場となるだけに、集客に不安の声も上がっているが…。

「小田井の卒業も驚きでしたし、友井はスキャンダルで脱退したように波乱万丈な歴史を持つグループです。実現すれば、ファンも〝７人体制〟の純烈を目撃するため詰めかけるでしょう」（同）

常識にとらわれない活動をしてきた純烈だが、夢の共演は実現するのか。