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中国から送金殺到のシンガポールGK 福祉施設に120万円を寄付「真の守護神だ」

東スポWEB / 2024年7月6日 6時11分

タイに3点を奪われ敗れたシンガポールだったが…(ロイター)

サッカーの2026年年北中米W杯アジア2次予選最終戦で、中国の最終予選進出を〝助けた〟シンガポールの守護神が、中国からの感謝の送金を児童養護施設に寄付し話題となっている。

2次予選C組で2位につけていた中国は敵地で韓国に0―1で敗戦。しかし、3点差以上の勝利が必要だった3位のタイが、1時間半後の試合でシンガポールに3―1での勝利にとどまったため、勝ち点、得失点差で並びながらも直接対決の成績で中国が最終予選進出となった。

試合後、タイの攻撃を防いだGKハッサン・サニーに中国から感謝の声が殺到。40歳のサニーはココナッツミルクで炊いたご飯のナシレマなどを売る屋台を家族と経営しているが、試合後、店の存在を中国ファンが公開。「ありがとう!」と電子マネーが次々に送られていた。

あまりの反響に、サニーは中国ファンに対し、丁重に送金の停止を求めた。その後、シンガポールのターマン・シャンムガラトナム大統領がインスタグラムで「サニーは私たちに道を示してくれた。彼は中国から多くの寄付を受け取ったが、慈善団体に寄付することを決めた」などと発表。その言葉通り、シンガポールの児童養護施設「ムハンマディヤ福祉ホーム」はインスタグラムで、サニーから1万シンガポールドル(約120万円)を寄付されたことを発表した。この行いを中国メディアも報道。「揚子晩報」によると、サニーは「自分のものではないお金を受け取ったら、寄付しなければならない」と地元メディアに答えたという。

この報道に対し中国で「ゴールを守るだけではなく、社会を温かくする真の守護神だ」といった称賛のコメントが寄せられている。

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