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【ソフトバンク】和田毅が〝中25日〟で4回4失点 倉野コーチは再調整示唆「結果が出なかった」

東スポWEB / 2024年7月6日 6時12分

4回、鈴木大(左)に3ランを浴びたソフトバンク・和田

パ首位を快走するソフトバンクは5日の楽天戦(みずほペイペイ)に1―5で敗れ、11カードぶりに初戦を落とした。約1か月ぶりの連敗で、快調だった歩みは小休止。2位ロッテとのゲーム差は10に縮まった。

先月9日以来の一軍マウンドとなった先発・和田毅投手(43)が4回4失点と試合を作れなかった。初回、3回はピンチを背負ったものの、いずれも併殺打で切り抜けて無失点。だが、4回無死一、二塁で鈴木大に初球の真っすぐを痛打され、右翼ポール際へ運ばれた。

ベテラン左腕が「一番やってはいけない」と唇をかんだ痛恨の3ラン。その後、守りのミスも絡んで4点を失い、この回限りでマウンドを降りた。中25日と調整が難しい登板だったが、百戦錬磨の和田は「それは関係ない。しっかり(登板に)合わせられなかった自分のミス」と言い訳することなく悔しさをにじませた。

層の厚いホークス先発陣では明確に「結果」が求められる。それは実績のある和田だろうと例外ではない。

倉野チーフ投手コーチは「なぜ(登板間隔が)空いたかっていう理由はある。和田を他の投手よりも優先して使い続けるっていうことは今はない。それは本人にも伝えてます」と語った上で、今後の登板についても強い口調で「今日、結果が出なかったということが事実だと思います」と再調整を示唆した。

コンディションが整った状態のレジェンドでもなかなか登板機会が与えられず、結果が出なければ次のチャンスはいつ巡ってくるか分からない。この厳しい環境、それによって醸成される競争意識こそが鷹投の驚異的パフォーマンスの秘訣でもある。

分かっていても難しい例外、忖度なき過酷なサバイバルの醸成――。「年間を通して選手たちがハイレベルに争う環境をつくりたい」。2月の宮崎キャンプで「6人ローテ」に固執しない「最大9人ローテ」の構想を明かす中で、その真の目的を語っていた倉野コーチ。描いたシナリオは、シーズンの折り返し地点を過ぎても狂いがない。

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