長渕剛「事実無根です！」 誹謗中傷、離れたファンにも不快感「最初から聞くなっつうの」

長渕剛

歌手の長渕剛が６日、自身のユーチューブチャンネル「長渕剛のｙｏｕｔｕｂｅ ｎｏｗ ｎｏｗ ｎｏｗ！」に「ＳＮＳは誹謗中傷の場所じゃない、人の幸せをつくる場所」という動画を投稿した。

動画は博多公演のＭＣ。自らＳＮＳでの臆測や一部報道について触れ「俺だよ、俺。Ｎ渕じゃねえよ。ＮとかＷとかＸとかＴとかＹとか、ふざけんじゃねえよ。このヤロー！ 知らんけど。さんざんっぱら人のイニシャルをグダグダグダグダ言ってくれましたが」と切り出すと、名曲「ＳＴＡＹ ＤＲＥＡＭ」の冒頭の歌詞を歌い「この気持ちがよく分かったね。自分で書いといてなんですが」と話した。

長渕は約２か月前に新しいユーチューブチャンネル「長渕剛のｙｏｕｔｕｂｅ ｎｏｗ ｎｏｗ ｎｏｗ！」を立ち上げた。一連のネット上の臆測がそのキッカケとなったという。

「ＳＮＳのない時代から叩かれまくってきたわけ。自慢じゃないけど。俺なあ、俺はいいよ。叩かれ慣れてるから『別に』って感じなんだけど、ちょっとこれは腹立ったもんね、久しぶりに。こんだけ集まってくれてきているみんな、俺をこれまで支えてくれたみんな。俺はみんなを誇りに思ってるよ。許せないと思った。黙ってらんなかった。ささやかな、かすかな抵抗でございますが、自分のチャンネル持った」

その上で「ハッキリ言いますよ、事実無根です！」と断言した。

一部の客席の拳の上がり方が少なかったことを受け「お前ら、猜疑心持ってるんじゃねえだろうな。俺、ハッキリ言わせてもらうよ。結構、残念だった。インスタグラムでピース・ピース・ピースで、怒りっぽい俺がいつも笑顔でみんなが幸せになれるように一生懸命、笑顔を撮ってきた。だけど、なんだよ。コメントの中に『もう僕は長渕剛のファンを辞めます』『信頼していたのに、もう歌に説得力がありません』。ふざけんじゃないよ～！ 最初から聞くなっつうの」と本音を明かした。

ＳＮＳの怖さを思い知らされた長渕は「今日からみんなで約束。ＳＮＳは誹謗中傷をするところじゃない。俺たちがそれを作ればいいじゃない。人の悪口を言うところじゃないよ。人が幸せになることをいっぱい投稿しよう。そして僕達がこうやって時代を牽引してきたように、これから先もＳＮＳで希望に満ちて笑いに満ちて、人が幸せになるようなことをたくさん投稿しよう」と呼びかけた。