【スターダム】なつぽい 戦友・角田奈穂とのラストマッチに涙「まだまだぽいは頑張る」
東スポWEB / 2024年7月7日 6時18分
女子プロレス「スターダム」のなつぽい(28)が、7月いっぱいで引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(6日、東京・新木場1stRING)で涙を流した。
この日は2015年にアクトレスガールズでデビューした同期が集結。なつぽいは安納サオリと組み、角田&本間多恵と対戦した。4人が揃うのは18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田 vs 万喜なつみ(なつぽい)&本間で試合をして以来、約5年半ぶりとなった。
試合では角田とエルボー合戦で向き合ったなつぽいが最後、はなむけのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を投下して決着。試合後は泣きながら「うちらが何年後かに引退する時は、1日復帰してよ」と語りかけ引退する角田と約束を交わした。
角田とはプロレスデビュー前の13年に舞台で共演して以来の仲で、アクトレスでは練習生時代から苦楽をともにした。角田について「アクトレスのデビュー戦の時も、前日にみんなから『なつみは絶対に遅刻するから、奈穂ちゃんの家に泊まれ!』って言われて家に転がり込みました。奈穂ちゃんが夜ご飯も朝ご飯もつくって、おもてなししてくれたんです。なんでも話せるお姉ちゃんみたいな存在」と語った。
18年12月にアクトレスを退団して東京女子に参戦し始め、20年9月に同団体との契約を満了。入れ替わるように角田が同年11月に東京女子に参戦となり、同じリングで再会することはかなわなかった。なつぽいは「私が東京女子にいる時に『奈穂ちゃんは東京女子、合うと思うよ』って話をしてたんです。実際すごい輝いてたので、よかったなって」と明かし「東京女子で一緒に戦いたかった気持ちもあったけど、入れ違いになっちゃって。でも、初期メンみんながそれぞれの場所で頑張ってる姿に、活力をもらってました」と振り返った。
今大会は元アクトレス戦士が勢ぞろいし、大盛況で幕を閉じた。「今日素敵な時間を過ごせたのは、人望の厚い奈穂ちゃんのおかげ。感謝ですね」と笑顔を見せ「これからも奈穂ちゃんが見守っててくれてると思うと頑張れる。だからまだまだぽいは頑張る」と決意を示した。
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