1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【アニソン四半世紀】エレクトロニカ+生ピアノのクールな浮遊感

東スポWEB / 2024年7月7日 10時3分

LAMA「Fantasy」

LAMA「Fantasy」

2011年にフジテレビのノイタミナ枠で放送されたアニメ「UN―GO」。読み方は「アンゴ」で、これは作家・坂口安吾を指す。ストーリーは坂口安吾のいくつかの小説を原作としながらも、近未来に舞台を移すなどオリジナル要素が強い。SFやオカルトなどさまざまなジャンルがミックスされているが、一応、主人公が探偵と助手のコンビというミステリー作品だ。

このアニメのエンディングテーマがLAMAの「Fantasy」で、同曲はテレビ放送と同時期に公開された劇場版(テレビ版の前日譚)でも同様にEDで起用されていた。

LAMAは元・SUPERCARのフルカワミキと中村弘二、元・NUMBER GIRLの田渕ひさ子、そして電気グルーヴのサポートなどで活躍する牛尾憲輔の4人で結成された、いわば“スーパーユニット”。この曲は2枚目のシングルだった。

曲調はひと言でいえばエレクトロニカ+生ピアノ。だが、決して電子音がピコピコ鳴り響くようなテクノテクノしたサウンドとは違い、印象に残るのはベーシックなトラックに乗った美しいピアノのフレーズだ。ゆったりと落ち着いたテンポで音も詰め込まれておらず隙間が多い。落ち着いた、といってもハートウオーミングではなく、ひんやりとした浮遊感に包まれている。

この音に、男性ボーカルと女性ボーカルがパートを分けた歌が乗る。こちらもシャウトしたり無理に盛り上げたりせず、終始クールな感触。

LAMAはこれまでにシングル3枚、アルバム2枚とリリース作品数は決して多くないが、「Fantasy」を気に入ったなら他のどの曲を聴いても期待を裏切られることはないと思う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください